第7話 エンカウントに日和ってる奴いる?
『ねえ、私さ!また生ハムくんとエンカしたい』
うん、そんなの当然だろ、と俺は思った。エンカしたい思いを俺に表明してどうしたいのだろうと俺は思った。しかし、次送られてきたDMに、『あおくろくんにもついてきて欲しいんだ』と送られてきてなるほどな、と思った。俺にお膳立てをして欲しいということか。
りーりにカミングアウトされてしまい、中立として見守るつもりであったが、俺はお願いしてきたぴっぴの気持ちを汲み取ることにした。
『いいよ、いつにする?』そう言うと、実はもう決めてあるという旨の連絡が来た。さっきは決めていない風だったのにやるときゃやるなあ、と俺は思った。
『んで、何時なの?』そう聞くと、『8月7日!川崎で!』と返ってきた。おいおい、その日はガブリエルと豊橋が会う日じゃないか、と思いつつ、その日は色々動くのかななどと思いながら、ぴっぴと8月7日に向けての作戦会議を話し合った。
俺を馬鹿にするヤツら 有栖川龍輝 @Arisu_gawa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。俺を馬鹿にするヤツらの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます