いぬ②

最近、うちの犬が怪しい。

前作に書いてあるとおり、私の家ではミニチュアシュナウザーの男の子、ジャックさんと、トイプードルのまろんさんがいらっしゃるのだが、最近この2匹が怪しい。

こそこそと、鼻をつけ合ったり、見つめ合ったりなど、なにやら怪しいのである。

この二匹...もしかして付き合っているのではないだろうか。

この仮説が正しいとすれば、たまにするあの喧嘩は、実は痴話喧嘩であったのだろうか。もしかしたら、皆が寝静まった頃、コソコソとキスをしているのかも知れない。

正直、これは社内恋愛やクラス内恋愛よりも別れたときに気まずくなるので、上手くいってほしいと願うばかりである。

そういえば、犬同士の恋愛において、デート場所はどこが正しいのだろう。

映画館や遊園地などの娯楽施設はペットが入れないのでは無いだろうか。

動物園も、見たって仕方ないだろう。だって犬じゃないか。

ということは公園などが良いのだろうか。ドックラン?いや、ドックランは

他の犬に目移りされる危険性が伴う。やはり公園が一番なのだろうか。

デートコースは公園で良いとして、犬においてのプロポーズとはなんだろうか。

こんなこと考えたって仕方ないって?ほんとだよ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

くまのどうでもいいエッセイ くま @mittan5kai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ