応援コメント

第202話 幸村参陣―3」への応援コメント

  • 元服時には無口のあまり暗愚とまで言われた幸村が、落涙までして奮い立つ姿に、彼の成長を感じます。まさしく幸村の物語ですね。
    伝家の名刀を与えるとは本当に景勝に気に入られてるんですね。

    作者からの返信

    無口な人ほど、心の中では饒舌といいます。
    寡黙な瞳は、すべての人々を冷静に観察し、
    自分のスタンスを客観的にはかる力を秘めています。
    口の巧い人は生きる上で圧倒的なほど有利ですが、
    反面、上から目線や傲慢になりがちで、
    気遣いもえてして欠如し、人に心底から敬愛されません。
    その点、言葉を選ぶ寡黙な人は、他者との絆が強まります。
    幸村がそうだったように思います。

  • この当時の銃はどのくらいの威力だったんでしょう

    作者からの返信

    鎧武者を殺傷できる距離は、通常口径で100メートル前後です。軽便な足軽具足だと120~150メートル以内なら、口径によっては殺傷できるかと思います。
    ただし、一発発射したあと、次の弾込めに30秒前後かかり、しかも雨が降ると使い物になりませんので、「馬おどし」などといわれ、高価な鉄砲導入に反対する重臣も多かったようです。