応援コメント

第98話 風雲急なり―5」への応援コメント

  • 海石榴さま

    いつも興味深く拝読しております。

    この武将たちの心理が興味深いです。

    死と隣り合わせの日常にあって、かたや呪いや迷信にまですがるのに、かたや閨房で睦言にやすやすと秘密を漏らしてしまう。

    それがまた、彼らがぎりぎりのところで生きている証なのでしょうね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    ある史家の弁によりますと、
    中世の人々は、洋の東西を問わず、
    感情の起伏が激しく、激情家タイプが多かったとか。
    明日をもしれぬ時代に生きていると、
    極端に刹那的になるそうです。
    つまり、生死を含めて、なんでもありの世界です。
    人々が健康に気を使うようになったのは。
    近世の江戸泰平の世になってからですから、
    それまでは、せめて今日一日、無事に暮らせればよい、
    という展望のない時代が長かったということですね。