このエピソードを読む
2023年6月6日 06:12
海石榴さまいつも興味深く拝読しております。この武将たちの心理が興味深いです。死と隣り合わせの日常にあって、かたや呪いや迷信にまですがるのに、かたや閨房で睦言にやすやすと秘密を漏らしてしまう。それがまた、彼らがぎりぎりのところで生きている証なのでしょうね。
作者からの返信
ありがとうございます。ある史家の弁によりますと、中世の人々は、洋の東西を問わず、感情の起伏が激しく、激情家タイプが多かったとか。明日をもしれぬ時代に生きていると、極端に刹那的になるそうです。つまり、生死を含めて、なんでもありの世界です。人々が健康に気を使うようになったのは。近世の江戸泰平の世になってからですから、それまでは、せめて今日一日、無事に暮らせればよい、という展望のない時代が長かったということですね。
海石榴さま
いつも興味深く拝読しております。
この武将たちの心理が興味深いです。
死と隣り合わせの日常にあって、かたや呪いや迷信にまですがるのに、かたや閨房で睦言にやすやすと秘密を漏らしてしまう。
それがまた、彼らがぎりぎりのところで生きている証なのでしょうね。
作者からの返信
ありがとうございます。
ある史家の弁によりますと、
中世の人々は、洋の東西を問わず、
感情の起伏が激しく、激情家タイプが多かったとか。
明日をもしれぬ時代に生きていると、
極端に刹那的になるそうです。
つまり、生死を含めて、なんでもありの世界です。
人々が健康に気を使うようになったのは。
近世の江戸泰平の世になってからですから、
それまでは、せめて今日一日、無事に暮らせればよい、
という展望のない時代が長かったということですね。