応援コメント

第39話 武田家滅亡―3」への応援コメント

  • 流麗な文体にいつも引き込まれながら読んでいます。
    そんななかに突如現れた「やってらんない」の口語がまた魅力的で、ぐっと心をわしづかみにされました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    切なさと哀しさと力強さを柱にして、
    書き進めているつもりですが、
    物語は遅々として……。
    そんな中、やさしいお言葉をいただいて、
    励みとなりました。
    もう少し頑張ってみようと思い余す。

  • 「やってられない」とばかりに「絶望的に討ち死に」とは、まさに血も涙もない。ゾッとするようなおぞましさをさらりと書き上げてしまう表現に感服です。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    もともと狂的生きる
    人間模様が好きなものですから、
    (拙著の首切り山田浅右衛門の憂鬱は、その最たるものです)
    死へと吶喊する姿が大好物なのです(笑)。

  • 歴史に「もし」は無いのでしょうが、
    それでも「もし」と幾場面で思ってしまうのが武田ですよね。

    作者からの返信

    おっしゃる通りです。
    もし、武田信玄が西上作戦の途上で横死しなければ……。
    もし、武田勝頼が譜代重臣らの言葉に耳を傾け、長篠の戦いで敗北を喫する前に陣を退いていたら……。

  • 長篠の合戦で昌幸の兄の信綱、昌輝が討ち死していたのですね。

    作者からの返信

    そうなんですよ。優秀な兄たちの討ち死にで、昌幸が結果的に当主の座に就いたというのが真相なのですが、この昌幸が徳川を二度も破るとは、当時だれも想像できなかったでしょうね。運命のいたずらを感じます。