第11話 速報!『中国の服飾史入門』という書籍が発売されるそうです!
しばらく更新しておらずすみません。
ぎっくり腰で寝込んでいたり、エコキュートが壊れて銭湯通いをしていたり。
その合間には自分の中華ファンタジーに取り掛かっていたりしておりました。
そんなこんなの3月10日の出来事。
私のTwitterのタイムラインに『中国の服飾史入門』という名前の書籍が4月18日に発売予定だというお知らせが表示されました!
マール社という出版社からのお知らせです。
鷲生が存じ上げない出版社様ですが、美術やデザインの分野を扱っていらっしゃるようです。
そのマール社のWebサイトの『中国の服飾史入門』のお知らせがコチラです。
↓
https://www.maar.com/shop/comic/pose/isbn9784837305996
正式なタイトルは『イラストと史料で見る中国の服飾史入門 古代から近現代まで』だそうですね。
書影もありますよ!
マール社Webサイトの紹介文を引用しておきます。
” 四千年以上に及ぶ中国の歴史を、「服飾」というテーマで切り取り、時代ごとの特徴を簡潔にまとめました。
服飾の歴史からは、各時代の政治や社会、テクノロジーの進歩、美意識の移り変わりなど、さまざまな分野の知識を得ることができます。
出土品や絵画を元にした再現イラストで、当時の人々のビジュアルが鮮やかによみがえります。
コラムでは、各時代の風習や化粧の流行、着こなしのバリエーションなどにも言及。近年の発掘調査による最新の研究結果にも触れています。
中国の歴史と服飾の変遷をつかむための入門書として最適の1冊です。”
マール社様のサイトのこのページには著者、訳者さまの説明もあります。
著者は劉 永華さん。これまでも中国の服飾史の著書を中国語で出版された実績のある方のようです。
訳者の古田 真一さんは、帝塚山学院大学教授で中国美術がご専門のようです。
もう一人の訳者さまが栗城 延江さんで、中国の服飾研究の専門家でいらっしゃいます。
翻訳された本の中には、『中国服飾史図鑑』(2018 科学出版社東京)もあります。
中華ファンタジーの資料をご紹介する、鷲生のこの連載。
第5話でその『中国服飾史図鑑』をご紹介しております。
↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16817139557087514050
(第5話 避けて通れぬ衣装・服装の資料『中国服装史』『中国服飾史図鑑』+”日本の古代)”
上記の第5話を書いた時点で、衣装・服装は避けて通れないものの、ちょうど手に取りやすい資料本がないという内容を書きました。
『中国服飾史図鑑』はオールカラーでヴィヴィッドなのはとても素晴らしいのですが、いかんせん全4巻でそれぞれが3万円以上もする……というのがネックでした。
今回、速報でご紹介するマール社の『中国の服飾史入門』はお値段1980円!!!
あ、ありがたい……(感涙)。
図鑑類は高いし、定価がほどほどでも絶版した本は何千円と高価になりますからね……。
2000円でお釣りが返ってくるなら、中身を見なくても買ってしまいそうです。
(あ、上記サイトでサンプルページが見られますよw それ見てみても良さげな感じなので購入するつもりです)。
あと、訳者の栗城 延江さまの翻訳書を見ていると、『中国五千年女性装飾史』(京都書院、1993)、『中国古代の服飾研究』(京都書院、1995)という本がありました。
ISBNを調べて、京都府立図書館で検索すると所蔵していると判明!
この2冊も借りて読みたいと思います。
4月18日のマール社からの本が「入門」とあるので、そちらから目を通すことになりそうです。
冒頭に述べましたように、この情報はTwitterで回ってきました。
私は未だにTwitterのしくみがわかっていないのですがw
中国古代史の早稲田の教授の柿沼陽平先生をフォローしているからか、ときおり中国史関係のツイートがタイムラインに表示されます。
柿村陽平先生の『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』については、第6話で取り上げております。
↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16817330647953427843 第6話 日常描写の手引きに役立ち、著者の学者先生のキャラが楽しめる『古代中国の24時間』)。
この第6話でも書きましたが、柿沼先生は書かれた著書だけでなく、ご本人も面白い方なのでTwitterされている方は是非フォローなさるとイイですよ!
柿沼先生は大学教授で有名な方ですが、ここでTwitterのアカウントをご紹介していいものか躊躇われますので、一応 鷲生のTwitterアカウントを貼っておきます。私のアカウントのフォロー中のリストから辿って行けます。
↓
鷲生智美のTwitterです。https://twitter.com/washu72802210
「第5話 避けて通れぬ衣装・服装の資料『中国服装史』『中国服飾史図鑑』+”日本の古代」を書いた時には、手元に置きやすい資料本が見つからず、こうなったら日本の古代の史資料を探すのもありなんじゃないかと言うお話を書きました。
これについてもTwitterで情報が回ってきました。
平城宮跡にある博物館で、奈良時代を体感するイベントが3月25日(土)26日(日)に開かれるのだそうです。
平城宮跡歴史公園 【3/25・3/26】「平城(なら)のとよほき」 を開催します
https://www.heijo-park.jp/news/toyohoki2023-3/
(詳細のPDF→ https://www.heijo-park.jp/cms/wp-content/uploads/373682d12cce9134f053229d4f743383-1.pdf )
天平フェイスペンティングでは花鈿を描いてもらえるんだそうです。
鷲生は京都に住んでいるので、近鉄電車で行く予定です!
ええ、花鈿する気満々ですともw
それから。26日の15時から先着20名で、古代衣装の体験ができるのだそうです(さすがに京都からでは先着20名に入るのが難しそうなので鷲生は諦めてます……)
もしも、運が良ければ天平時代=唐時代の衣装が着られるかもしれませんよ!
奈良に行ける人にしかお役に立てない情報ですが、一応これも速報としてお知らせいたします。
今回の『中国の服飾史入門』。発売前ですが、「こんな本が出版されるそうですよー」と取り急ぎご紹介しました。
入手して読めたら、またこちらでご紹介したいと思います!
3月12日追記
中国関係の出版社、東方書店様のツイートでは、この『中国の服飾史入門』は、「もしや《墙书:中国服饰通史 /时间图谱百科全书》(刘永华 著/江苏凤凰少年儿童出版社/2020年)の日本語版なのでは!?」とあります。
↓
https://twitter.com/toho_jimbocho/status/1634499823423610880
東宝出版社様の推測ですが、4月18日に出版されて実物が手に入れば確認できるかと思います。
5月6日追記
この記事に取り上げた平城宮跡歴史公園 の【3/25・3/26】「平城(なら)のとよほき」、3月25日に行ってきました!
訪問記をエッセイにしております。
↓
「奈良へ古代へ中国へ! 平城宮歴史公園のイベントが熱かった! 前編」
https://kakuyomu.jp/works/16817330647534553080/episodes/16817330654952208181
*****
2023年7月14日追記
中華ファンタジー「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」の投稿を始めました!
是非お越し下さいませ!
「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」https://kakuyomu.jp/works/16817330658675837815
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