9話の案とか

書き途中だけどとりあえず更新した9話の続きをどうするかについて考える。

主人公の同行者の祖母を名乗る人物に遭遇したところまではいいが、彼女の目的とは一体何だろうか。全く何も考えずに登場させたため、彼女がこれから何を離そうとしているのかというところをいとど考えなくてはならない。

学校へ転移してきた二人は転入学するということ以外は何も知らないということにしたから、未玖が対面してすぐにお久しぶりですと言ったところは修正しなくてはならない。

「東郷会長...?どうしてここにいらっしゃるのですか?」

という感じにすれば自然だろうか?

で、何を話そうとしているのかを決めるためには東郷会長さんと天道師匠さんがどういう知り合いのなのかを規定する必要がある。

前に書いたメモに東郷会長の役職とかについて考えたような気がする

たしか研究学会の会長か何かだったと思う。その設定を少し広げて魔法会で顔が広いということにでもしよう。頭の中にぼんやりと存在する設定の中で師匠と学院長は昔からの友人みたいなのがあって、今回主人公が転入学してこれた理由は師匠と学院長の間にコネがあったから。したがって東郷会長は転入学の件について関与していない。ならいったいこのお婆さんはどういう目的できたのか。また、どうして転移門の前にピンポイントで待っていたのだろうか。

そこを考えなくてはならない。なるべく不自然でない理由を考えたいところだ。

こういう時は理由を複数にして誤魔化すのがいいと思われる。

では、理由その一は孫が転入学すると聞いたからってことにしよう。

天道流ご都合設定の中に師匠が学校に入れと指示をした場合は学費は師匠持ち。

だいたい入門する時点で未成人の両親は師匠の意向に従うようにという口約束をするので、転入学の了承のサインをした以外は多分何も知らされてない。

それと、サインを書いてもらうように口をきいたのは天道家の事務か何かを請け負っている人たちの一人だと思われる。

一応転入学に両親の同意は必要というわけだ。

それはそれとして、たとえ会長の顔が広いとはいえあなたのお孫さんがあの魔法学校に転入学するそうですよなんて教えることが出来る人はいないだろう。というか、孫について知っているというのは顔が広いという設定だと多少無理がある。

それを教えることが出来るのはみくの両親だけだ。

ということで、みくの母親が会長に娘が転入学するらしいと教えたということを理由の一つとしよう。

次はその二について考えよう。

師匠の弟子はたくさんいるが、直接指導しているような直弟子といえるようなのは数少ない。天道の指導を直接受けれるということはそれだけ優秀ということの証左であり、将来が有望であるということだ。方々から目をつけられているため、何か動きがあるときは噂が立つのはよくあること。

今のうちに顔を繋いで、あわよくば恩を売っておこうということだろう。

そういう思惑を持つひとは少なくない。

もっとも、魔法研究学会?も例外ではないが、会長は別段そういう考えは持っていないし、部下に任せているので、もしその噂を聞いて顔を繋ぎに来たのであれば、ただの興味本位だ。

で、いくら注目されているとはいえ名前までは広まらない。

せいぜい天道流の直弟子が、というような広まり方だ。

会長が名前を知っていたのは学院長から教えてもらったからだ。

主人公は直弟子とまで言えるような立場ではないが、師匠が特別目をかけている人物といってもいい。だから、主人公の噂が立つこともなくはない。

噂というものはえてして尾ひれがついて回るものであり、天道当主(師匠の名前忘れた)には秘蔵っ子がいるらしいという話がある。

会長の耳に入ってきたのは天道の秘蔵っ子が○○学院(学校の名前忘れた)に転入学してくるらしいと聞いたから。

そういうことにしよう。

会長は天道の秘蔵っ子がある学校に入ったと知り、その学校までわざわざ秘蔵っ子とまで噂される人物がどんな人間なのか見に来た。

これでいいだろう。

で、一応会長は師匠にお前のところの秘蔵っ子に興味があるから会いに行くねと連絡したということにすれば何も聞いていないのねと言ったことに対する理由を説明できる。作劇の展開を考えるうえで、ただ会いに来ただけで、それ以外に用事がないというのは物語として成り立たない。

上記の二つの理由があるうえで、もう一つ主人公に対して何かを働きかけようという行動を会長は取るはずである。それはいったい何なのか。

これはまた後で考えることにしよう。

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