応援コメント

第114話 クラリスの現状」への応援コメント


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    ラフィリアという「要」を欠いた状態で動き出す勢力が現れ、一時はラフィリアを戴いて糾合していた集団が互いの思惑を違えて千々に乱れ始め、利用する側とされる側の軋みも見え始めて――と、私的にたいへん好きな感じのひりつく展開で、わくわくしてしまいます。

    クラリス個人の立ち位置――あとは、浅はかさ――もあらためて示された感じで、「この子これからどうなるのかなー」と少々悪趣味な好奇心と共に眺めやっている感じです。

    しばらくお邪魔し損ねていたので一気に読んでますが、先の展開が気になりますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    だいたいこういう時は第三の勢力というか、私利私欲を念頭に置いた亜種みたいな派閥が出て来て掻き乱していって……ということは往々にしてありますよね。
    ラフィリアを差し置いて、人間の欲望が独り歩きしている状態です。
    裏で手を引く者とか味方だと思ってた人が実は……とか、それぞれ思惑が渦巻いていて恐ろしいです。
    国の上層部がごちゃごちゃしてきましたが、リアたちにどう影響が出るのかというところです。
    私としてもこういう陰謀渦巻く感じが好きなので楽しく書いてます!
    …好きなんですが、上手く書ききれる技術が自分にあるといいなぁ、なんてどきどきしていたり。

    クラリスは本当に子供っぽくて、ただ単純に『物語の中の理想的な可愛いお姫様』みたいなキラキラした人になりたかったんですよね。だからあまり現実とか考えてなくて、どこまでも自分本意だったと。
    それ故、大人に踊らされてしまっていて。可哀想と言えば可哀想ですが、なんとも言えない感情を沸き起こさせてくれます。これからどうなる事やら。