第98話 はじめてリワードを使った話

 2019年10月に「カクヨムロイヤルティプログラム」がはじまってから、3年以上たちますが、はじめてリワードを換金(Amazonギフト券に)しました。


 以前のロイヤルティプログラムでは、3000リワード以上貯めることができたら登録した銀行口座に振り込むというスタイルでした。ただし、リワードは1年経過すると消えてゆくので、月産20~50リワード程度のわたしは100年エッセイを書いても換金できない仕様。


「収益化の意味がない」と思っていましたが、規定の改正で500リワードからAmazonギフト券に交換できるようになったため、わたしのような底辺作家でも換金できるようになりました。(もっとも、換金した2000リワードのうち、1800リワードはKACなどのキャンペーンでもらったものでしたが……)


 ――このアマギフ、どうしようかなあ。


 小説サイトで、Web作家が手に入れた報酬ですから、なにか小説とか創作とかにまつわるモノをAmazonで買うのが筋のような気もしましたが、中国製の格安スマートウォッチにしました。


 シャオミ スマートバンド7(Xiaomi Smart Band 7)


 これをスマートウォッチといっていいのか、それもよく知りませんが、実態として腕に巻く時計ですね。Bluetoothでスマホと連携させて使います。装着しているあいだ中、わたしの歩数や脈拍数をチェックしています。運動量とか計算してくれてて「ぜんぜん動いてません。運動した方がいいですよ」的なアドバイスをくれます。腕時計のくせに、大きなお世話なんですが……笑


 買った理由は、スマホにメッセージや電話の着信があると、振動で知らせてくれる上にメッセージ内容をスマートバンドで確認できからです。仕事で自分のスマホに電話やメッセージが入るのですが、基本マナーモードにしているから着信が分からないし、いちいちを取り出してみる作業がストレスなんですよ。それが腕時計で確認できるのは、確認もれの防止に有効です。それが理由ですね。


 結局仕事のためかよー、効率的に働くなんてうんざりだと嫌っていたはずなのにー。


 あ、わたしはiPhoneユーザーなので、スマホとの相性でいうとアップルウォッチに勝る「ウェアラブル端末」はないのですが、高額ですからね。月産20リワードではとても手が出ないです。シャオミでいいです。そうだ。リワードでアップルウォッチが買えるようになるくらい稼ぐのを目標とする――なんてのはどうでしょう。いやー、無理だな、きっと。

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