司馬遼太郎さん、高校生の時に「燃えよ剣」を読んで、土方歳三に萌えました(笑)。お恥ずかしながらそのくらいしか読んでおりません。
坂本龍馬や土方歳三が有名になったのは、司馬遼太郎さんの作品の影響だったとは存じませんでした。織田信長や徳川家康みたいに、元々人気の人物を小説として書いたのだと思っていました。
司馬遼太郎さん、元々ジャーナリストでしたよね? 個性的な奥様との関係だとか、ご本人も小説になっていいくらい、ユニークでおもしろい方だすよね。
作者からの返信
アンケート結果にあったのですが「燃えよ剣」は女性人気ナンバーワンらしいです。司馬遼太郎の描く土方歳三の人物造形はもちろん、写真に残る彼がシュッとした男前だからかもしれません。
>個性的な奥様との関係だとか、ご本人も小説になっていいくらい、ユニークでおもしろい方
そうなんですか。司馬遼太郎好きですが知りませんでした。まだ読んでない司馬作品があるから読んでみようかしら。
編集済
昨年公開された映画「峠」ですが、司馬遼太郎は河井継之助の弟子の外山修造にスポットが当たっていたと。
司馬遼太郎が大阪出身で、阪神電車の初代社長で、トラ年生まれでタイガースの由来というのもありますが、
長谷川泰とか河井の臨終を満とった中にはその後の日本の近代化に貢献した人もいたわけですから、もっと突っ込んで欲しい部分もあります
(追記)
コメントありがとうございます。
山田方谷は新潟県長岡市でも有名ですね。ほかに長野県の佐久間象山も有名ですが、江戸時代は完全な地方分権社会だったともいわれていますね。
作者からの返信
『峠』については、ずいぶん前に読んで忘れてしまいましたが、河井継之助が山田方谷を訪ねて岡山へ行く描写があったので、ドライブがてら岡山・高梁市まで行ったのを覚えてます。こんな辺鄙なところに偉い学者がいたのかと驚くような田舎です。いま知識人は大都会に集まってますが、当時はそうじゃなかったんですねー。
私は司馬作品は、エッセイしか読んでません(笑)
司馬遼太郎は、徹底的に史料を読み込むので有名だったそうです。
一作かくのに、トラック一台分の史料をつかったとか。
膨大な史料の読み込みで、リアルな物語をかけたのでしょうね。あやからないと!
作者からの返信
澄田さんは勉強熱心ですねえ。
なかなか司馬遼太郎の真似をしようとは思えません。かなり資料は読んだらしいですね。明治を描いた「坂の上の雲」はともかく、戦国時代の話は嘘っぱちでしょうに、とてもリアルですからねー。分厚い下調べがあってこそのリアリティでしょう。
実のところ日本史に教科書以上の興味がなかったなか、幕末という時代を面白いと思うようになったのは、司馬遼太郎作品のおかげかもしれません。
「竜馬がゆく」「燃えよ剣」どちらも読みましたが、地味だけど私が好きなのは「最後の将軍」です。司馬遼太郎が描く、どこか芸術家肌で武士っぽくなく、あまり既存のワクにとらわれない感じの慶喜像が好きだった……ような記憶があります。笑
また読み返したくなりました。
作者からの返信
「最後の将軍」か。渋いですね。
わたしは徳川慶喜を「最後の将軍」としてしか知りませんでしたが、この小説ではじめて「どういうことをした人」なのか知ったように思います〜。