第72話 葛藤が成長させてくれる
毎度まいどのNHKプラスから拾ってきたネタなんですが、6日に2023年最初の「ドキュメント72時間」がありました。今回の取材場所は武蔵野美術大学。秋の「芸術祭」がはじまる直前の三日間に密着した内容でした。
美大――いいですよね。美大で創作したいなあ。おじさんでも入れないもんですかね?
それはともかく、今回のドキュメント72時間は「学校モノ」だし、あこがれの美大に取材した回だったので期待が大きかったのですが……ちょっと期待外れでした。
たぶん大学のキャンパスが広すぎることもあって、取材対象に迫りきれてなかったですね。惜しい。材料は良いのにうまく料理できていないもどかしさがありました。
ただ、ひとつだけとても良いところがあったのでそれについて書きますね。
芸術祭に向けて作品を描いている学生さんがいたんですけど、その学生さんが創作の核心に触れる一言を発するんですよ〜。
芸術祭の二日前、番組スタッフからと声をかけられた彼女は、「自分だといい感じなんだけど」「人が分からないとちょっとなって」といってまだ制作を続けるのです。そして――
「葛藤してると、絵が良くなっていく」
と照れながら言うんですけど、わたし見てて「キターーー!」と思いました。創作をやってる人はこういうこと口にするんですよ。言い換えれば創作をしている人特有の感じ方っていうんでしょうか。
わかります〜。
作家の葛藤や、逡巡を経てその創作物は良いものになっていくんですよ〜。学生さん分かってますね! みんなそうなのかなと思うと、小説を書くのに葛藤するのも怖くなくなるような気がします。
みんな悩んで成長しよう〜❗️
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