しっとりした大人の恋愛という印象で、あまり暗いというふうには感じませんでした。先生の部屋で手を重ねる瞬間、時が止まったようにそのシーンが、緊張感をもったイメージとして浮かんできました。そしてラストのタクシーの中での主人公の感慨が、説得力をもって迫ってきました。奔流のような短編でした。
『Jump! Jump!! Jump!!!』第12話 を、ざっと読み返してみました。このお話は12話を書く時、同時に考えられていたのかな、と興味をもちました。
ありがとうございました。
作者からの返信
@sakamonoさま
こんばんは。
いつもコメント、ありがとうございます。
実は黛先生と遠山さんは『Jump! Jump!! Jump!!!』よりずっと早くから考えていましたが、そのころはこのふたりの物語はしっくりこなくて、そっちの方にはめこんでみました。
最近、この話をぼんやり考えついたので、再利用してやろうと、せこく思ったものです。
編集済
死別は、良くも悪くも大きなものを残していきますね。
逆光のなか、先生がどのような表情だったのか、いろんな想像できて楽しいです。
年齢差があるから、踏み込めない二人。いいですね。
作者からの返信
キョウ・ダケヤさま
こんばんは。
コメント、ありがとうございました。
あまり先生の過去にこだわらずに、さらっとした男女のお話の方に主眼を置きたかったのですが、なかなか難しかったです。
年齢さがあるから踏みこめない――とそんな風に読み取ってもらえれば、嬉しいです。