もしも○○という法律があったら
華ノ木
第1話もしも午後の紅茶を午前に飲んではいけないという法律があったら
『只今より午後の紅茶午前飲酒禁止法を発令いたします。』
よく分からないニュースが流れてきた。午後の紅茶を午前に飲んではいけない?意味がわからん。確かに中学生や高校生の時には友達とふざけあってこんなことを言ったりするかもしれない。でもそれが法律化なんて馬鹿げている。まあいいや、会社に行こう。
「ふぅ今日は一段と暑いなぁ〜。」
夏の入り初めとなった今日、暑さに慣れていないのか一段と暑く感じてしまう。
「喉が渇いたし飲み物でも買うか。」
ちょうどコンビニが近くにあるのでそこに寄ってみる。
「あ〜涼しい。えっとお茶でいいかな?ん?なんだこれ?」
なんだ朝のテレビのやつか。ここまで分かりやすく教えてくれるんだ…。
「まあそんなことは気にしなくていいや。」
よし、お茶も買ったことだし、すぐに会社に行かないとな。
********************
「よし、仕事終わった。帰宅だ帰宅。」
ようやく仕事が終わったのですぐに帰った。9時に仕事が終わったので大体帰るのは10時くらいだろう。
時間通り10時に帰ってパッとテレビをつけるとどうやら今日の法律についてのニュースが流れてきた。
『今回のこの法律で違反者が1万人に登ると言うことが起こっています。そのうち9割を10代、20代の若年層が占めており取り締まりの強化について指摘されています。』
いややばすぎんだろ。なんでダメって言われてるのにやるんだよ。いやわかるけど、というか違反者ってどうなるんだ?調べてみようかな?
【今回の午後の紅茶午前飲酒禁止法においての違反者には罰金1500円(午後の紅茶定価)の要求かつ午後の紅茶全種類を混ぜた特製紅茶を飲ませる、との結論に至った。】
いや罰金少な!しかももうひとつの罰子供すぎんだろ。なんで子供がふざけてドリンクバーのジュース全部混ぜたみたいなやつ飲ませようとしてるんだよ。国が飲み物で遊ぶな!
「えっとなになに?この罰を受けた人は?ちょっと気になるな。見てみよう。」
『なんかよく分からない。』
『なんとも言えない味だ。少なくとも美味しくはない。』
『ホントに午後の紅茶のストレート、レモン、ミルクティーを混ぜた味しかしない。なんかもうごちゃごちゃしてて気持ち悪い。』
『意外と美味しかった。みんなが思ってるより飲めないほどではない。』
etc…etc…
総じて二度と飲もうとは思わない。という意見が多数だった。
「いや思ったよりこの罰効いてるな。」
不思議な世の中になったものだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まあ短編ですし?初めてですし?これくらいでいいんじゃないでしょうか?ちなみに午後の紅茶ネタは作者が午後の紅茶好きでよくこの会話を友達としたりしているので作ってみました。
ちなみにストレートティーが一番好きです!
でも最近はミルクティーにハマっています!
どうやら僕の周りにはストレートティーが好きって人いないようなんですよ。みんなの好み教えてください!
それとこれ書いて!みたいなのあったら教えてください。多分採用します。
もしも○○という法律があったら 華ノ木 @clownliar
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。もしも○○という法律があったらの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます