輝く星と、焦がれる者

ここまで熱い戦闘描写を読んだのは久しぶりで、全ての人に物語があって、その重みを、強さを感じさせてくれたのが最高だった。無理を通して戦う奴ばかりでヒヤヒヤしたが。
会話から登場人物の感情とその入り方がすごく繊細に感じ取れて読んでて楽しかった。ルーナさんや、三馬鹿の会話が好きです。
最期の、絶望からのクスッとさせてそのままの雰囲気で終わったのが嬉しかった。死ぬ人が、死んだ人が生き返らない事実は、やっぱり悲しかったけれど、残った人達が散々引き摺った後に前を向いたことが心の底から尊敬できると思った。