どれくらい魅了魔法が犯行に影響を与えたのかとかの、専門的な鑑定がされたりしたのかな。
そこによって責任能力も、情状の余地も大分変わってきますよね。
作者からの返信
菅野 事案様
コメントをありがとうございます!
魅了魔法の魔導書は数百年前にファーレンホルスト王国で発見され、すぐに神殿に封印されました。
魅了魔法に詳しい人物は古の文献を片っ端から調べて解除方法を創出したフレーデリックしかいません。
強力に魔法をかけ続けられたせいで、フォルクハルトの精神に負荷がかかり精神が崩壊寸前でした。
フレーデリックが魅了魔法を慎重に解除したものの、完全に解除できておらず、後遺症(精神が崩壊寸前)が残りました。
フォルクハルトはエルネスティーネを愛していると刷り込まれていた事も、存在さえ、忘れてしまった様です。
誘拐事件で取り調べをした近衛騎士団団長が感じ取ったフォルクハルトの言動の異常、同級生への聞き込みなどをまとめ、国王、フレーデリック、宰相、団長で話し合った結果、後遺症が原因で事件を起こしたと結論づけた様です。
四人で話し合った結果、フォルクハルトの刑が決まりました。
編集済
いよいよ始まりましたね、裁判。
クレーメンスは今もなお魅了魔法にかかっている状態なんですね。
そんな状態ながら罪悪感を抱いている彼には一体どんな判決が下されるのでしょう。
次回を楽しみしています。
作者からの返信
花京院 依道様
コメントをありがとうございます!
卒業パーティーで魅了魔法を解除したフレーデリックでしたが、強力にかけられていたフォルクハルトの魅了魔法を解除する事しか頭になかったため、クレーメンスがまだ魅了魔法にかかっている状態だと知りませんでした。
(誰か、教えてあげてほしかった)
魅了魔法にかかったまま、罪悪感を抱えたクレーメンスの精神力もすごいと思います。
楽しみにしていただけて、とても嬉しいです!
楽しんでいただけるように頑張ります!
編集済
堀内 清瑞さま
コメントを失礼します。
とうとうこの時が時が来ましたね。思慮深い王のことですから、きっと各々の罪に見合った刑が言い渡されることでしょう。
実の子を断罪しなければならない父親としての彼の気持ちを考えると、心が痛みます。
それにしても魅了魔法は、とても恐ろしい魔法ですね。高畑勲監督の「かぐや姫の物語」でも、その恐ろしさが抽象的な表現で描かれていましたが、改めてとても恐ろしくて罪深い魔法だと感じました。えてしてそれを使った本人は、ケロリとしているから困ったものなんですけどね。
さて、続き気になります。来週まで、長いな〜
(苦笑)
作者からの返信
虹うた🌈様
コメントをありがとうございます!
「かぐや姫の物語」でも魅了があるのですね。
(映画はあまり見ないので)
魅了魔法の使い手であるエルネスティーネも、罪悪感のざの字もなく、ケロッとしていましたね。
エルネスティーネは事情聴取も無く、問答無用で一人だけの牢獄に入れられました。
生きるのに必要な最低限の食事と水を与えられ、孤独に生きています。
コメント失礼します。
裁判が始まったのですね。
魅了魔法が残っているにもかかわらず、罪の意識に押しつぶされるクレーメンスさん……とても良い方なのですね。
作者からの返信
#zen様
コメントをありがとうございます!
クレーメンスは真面目な性格でした。
フレーデリックに拘束され、カレンベルクでボリスに怒鳴られ、牢屋に入れられて、過ちに気づきます。
自分の行いで家名に泥を塗ってしまった、マイラを危ない目に合わせてしまったと、悔やんでも悔やみきれない思いでいたとおもいます。