金魚
実家の水槽のような臭いがすると思って振り返ると金魚が立っていた。背丈は私と同じくらいだろう。私は全身総毛立ちながらも、目を逸らしたらまずいと思い金魚に視線を向け続ける。しかし金魚の目は体の両側についており、どこを見ているのかさっぱりわからない。金魚はゴボゴボと鳴き声を上げていた。
路傍の魍魎 眠 @nemuru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。路傍の魍魎の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます