いわゆる「大学のサークル(同好会)」的なノリの作品です。異常心理学研究会に所属するメンバーが、色々なものに出会い、問題を解決していくミステリーです。
でも普通のミステリーとちょっと違うのが、オカルトが入っている点です。そのため「謎解き」がちょっと独特です。私は絵画が凄い好きなので「絵画の表現」を使った真相にせまる推理が気に入りまして、わりと早い段階で★を入れたのを覚えています。
私はミステリーはあまり読まない方なので自信がないですが、こんなような「謎解き」というか、「アプローチ」はあまりないのではないか?と思っていますので、一見の価値は「絶対」にあると思います。
ただし、1話とか3話でブラバする人には向かないかもしれません。一つのエピソード、そうですね、せめて10話以上読むくらいの人じゃないと、この世界感は伝わらないかもしれないです。
腰を据えて「じっくり」読む人におススメの一品です。