概要
春が訪れと共に、私との記憶は雪のように解けていく……そのはずだった。
隣の席の氷川さんは雪女だ。そのせいか感情表現は薄く、表情はいつも涼しげで、口調も淡泊。それでいて寡黙なのだから、どう接すればいいのか分からない。
でも俺は知らなかった。氷のように冷たい彼女が人知れず抱える、確かな想いを―――
注)小説家になろう でも閲覧できます。
でも俺は知らなかった。氷のように冷たい彼女が人知れず抱える、確かな想いを―――
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