メネラオスがクシズへの攻撃を躊躇ったのは、彼の中に迷いがあるからなのでしょうか。光の民の中で『弱い』とされている彼ですが、もしかしたら心の弱さ的なものなのかも? と感じました。光の民は常に上から他の種族を見ているようですので、メネラオスはそこから逸脱した心を持っているのかも? なんて。
そのお陰でクシズとウタカは助かりましたので、ひとまず良かったです!
マリカちゃんも、キヨラたちのトドメを刺しませんでしたね。あれで死んだとは思っていないでしょうし、彼女はまだ心に秘めた何かがあるのかも? と勘ぐってしまいます。助けてくれたようにも見えますし。考えすぎですかね(汗)
ハルトシも、男を見せましたね! 最後土から掘り出されるシーンでは笑ってしまいましたが、場を和ませてくれました。
少女たちの友情が深まったことが、今回の収穫ですね!
圧倒的な力の差を前にして彼女たちがどう挑むのか、楽しみです。
作者からの返信
そうですね。メネラオスは心の弱さもありそうです。
悪にもなり切れず、クシズとウタカにトドメを刺せないことで、何一つ目的を達成できていない自分を責めていそうです。
そして確かに光の民は他の種族を見下していると思います。
「強い存在の自分達が、弱い者を庇護するのだ」という傲慢さはあるのかな、と思います。
さすがのマリカちゃんも元仲間を手にかけることには抵抗があったようです…
サカキがこの二人を残したのは、ちゃんと自分の仲間だと証明しろ、と暗示したようなのですが、ダメだったかもしれません。
ハルトシとクシズはギャグだとよく動いてくれます笑
物語で成長するには一度挫折をしなければならないので、今回は完敗の結果になりました。
ここでテーマの一つであったキヨラが仲間と打ち解け、ウタカも雑に回収し、本当のチームになった感じがします。
きっとクシズちゃんの運勢が幸運なおかげで、みんな助かったんですね。
私なら、応援を呼びに行きます。
広範囲の状況が分からないから上司に判断をあおぎたいですし、他の光の民たちが「カンパネルラ赦さんっ」て動いてくれるかも知れないし。
でも、キヨラさんたちはこのまま追い、戦うのですね。
無謀とは思いますが、チームとして結束しつつある今ならもしかしたら…
作者からの返信
コメント下さりありがとうございます!
一度帰らなかったっけ?と思って読み返してみたら、「行き先と目的は分かっているので応援を呼びに行く」みたいな流れでした。
「行きますよ!」みたいなこと言っておいて応援を呼びに帰るので分かりづらいですね。
こういう伝わりづらさは書いた側の問題なのでダメですね。