万人が当たり前だと思っていることに対して、時に突拍子もない反論を述べる人がごく稀にいますが、そういう類の人とはどれだけ意見をぶつけ合おうとも、大概は平行線平行線を辿ることになります。
目的が目的、方法が方法なだけにサカキという人物は狂っているように見られるのかもしれませんが、それは彼にとっては譲れぬことなのでしょう。それが例えどれだけの犠牲を払おうとも。
正義の反対は悪ではなく別の正義であると聞いたことがあります。果たして彼の正義は、どんな結末を辿るのでしょう。
作者からの返信
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サカキは最初から怪しかったのですが、そのまま悪人でした。
本人は、自分が正しい方向に導かれたように他の人も導いてあげようという困った人物になってしまいましたが。
仲間のカガミも彼のことを正しいとは思っていなくて、サカキのことを正しいと思っているのは本人一人かもしれません。
仰るように、そんな人間が他人の意見に耳を貸すはずもありませんね……
サカキの仲間は種族は違えど、それぞれ利己的ではありますが目的があって彼に協力しているので、手強い敵となりそうです。
サカキさん、変人だけど味方寄りと思ってたらマッドサイエンティストと同じような方向性の悪人だった。
なんとか阻止したいけど、カンパネルラが難敵すぎです。
作者からの返信
コメント下さりありがとうございます!
サカキは最初から悪役とバレてもいいくらいの怪しい雰囲気で書いてみました。
物凄いアリガタメイワクな考えのボスとなりましたが、光の民と喰禍を仲間に引き込む周到さはさすがです。ダテにオールバックじゃないです。
カンパネルラにメネラオスと、自分に心酔しているカガミに守られる鉄壁のオジサンにキヨラたちは勝てるでしょうか。