第6話 海

二人はひたすら真っすぐ進んだ。二人は道の終わりまでたどり着き、足を止めた。


二人の目の前に広がっていたのは海だった。


男は笑った。


「まっすぐ西に進めば着くんじゃなかったの」ネコがいう。


「どこかで道を間違えたかな」


太陽が沈みかけている。


「太陽が海に溶けている。完全に溶けてしまう前に野営の準備をしよう」

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最短経路で西へ向かえ 九夏三伏 @NwxRFU

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