7月14日 オタクと悪口 

 今日は朝から気分が悪い。自友人にアニメやフィギア好きの友人がいる。その人を”オタク”だと言うのはまだわかる。間違ってはいない。だがその友人に”オタク”だから”ダサい”だの”デブ”だの言うのは違うだろう。それに加えて周りに聞こえる声で言うのである。完全に名誉既存であり、いじめではないか。その時は珍しく自分が動いた。声を荒げることはないが、さすがに頭にきていたのであろう。


 ”オタク”とは何が悪いのだろう。1989年に発覚した東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件で犯人が収集していた多数のビデオテープや漫画雑誌により、マスコミを中心にオタクバッシングが起こった。そして”オタク”は世間に広く知られるようになったらしいのだ。漫画やアニメ、ゲーム、などの趣味を持つ人たちや社会性が欠如したり対人コミュニケーションが不得意な人たちを卑下する呼び方だったのである。


 これは、”オタク”に対する見方が悪くなったのもわかる。だが今は、漫画やアニメは日常の中に存在するいわゆる文化である。そこまでして嫌うわけがわからない。今”オタク”は大事な存在であると思う。


 日本が海外に誇れるものが今現在あるとしたら、技術でも車でもなく文化だろう。日本は今危機にあると思う。車の新技術は遅れ電子も微妙だ。アニメやゲーム情熱的な人は重要であろう。そして一つのことに熱中できる力がある。絶対に悪いことではないと思う。


 オタクを差別するような発言はやめてオタクを見直し社会的なバックアップをするべきだと考える。生きる上でアニメ、マンガ、ゲームが無くてはならないものと日本で認識されれば、オタクの存在価値は高まるはずだ。コロナ禍で売上は下がっているが今の日本にはとても大事なものであろう。


 まあ高校生にもなって人を馬鹿にするような言動をするのだ。日本の将来など期待できない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

胡乱日記 はまちー @tamati

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ