空腹で人間の性能がそんなに落ちるなら、もう絶滅してる

「空腹って辛いでしょうか?必ずしも満たさないといけないのでしょうか?」


 一度の食事量はおおよそ腹八分目と言える状態になりました。満腹の辛さを自覚してしまえばそうそう詰め込んだりしません(時々はやっちまうんですが)。

 しかし、やはり空腹は辛く、どうしても間食をやめられません。「お腹空いたなー」と思うと、ついついおやつを食べてしまいます。

 だって、お腹が減ると力がでないし、思考力も落ちる。パフォーマンスがガタ落ちで効率が悪いんや効率が!と思っていましたし、実際なんかダメになりますね。

 でもよく考えると、空腹で人間の性能がそんなに落ちるなら、人間はもう絶滅してると思うんです。人間の歴史の中で、いつでも十二分に食べ物があるのは今だけです。ろくに食えない時代の方が圧倒的に長かった筈です。

 空腹でろくに動けなくなるなら、食べ物がとれず、さっさと死んでいたのではないでしょうか。とすると、空腹でパフォーマンスが落ちるのは気のせいなのではないでしょうか。

 そこで、お腹が空くとなんか色々辛いのは気のせいって事にしました。しました、といっても、ただちに平気になったりしません。普通に辛いし力も出ません。だから、この意識改革ははっきり苦行でした。


 更に、空腹時は胃腸が休まるので健康に良い、という説を採用して、なるべく空腹を感じる時間を伸ばしていきました。

「空腹が続いてるなー俺偉いなー」

と脳内で自分を褒めつつ、ここは残念ながらひたすら忍耐でした。


 結果、どうなったかというと、もはや空腹にさほど苦痛を感じなくなりました。食事時には普通に食べていますが、朝起きて、夜まで何も食べていなくても案外平気です。普通に動くことも出来ます。

 お腹が空くとなんか色々辛いのは気のせいでした。

 しかし、残念なことに、間食をやめてもまだそこそこ脂肪はあります(デブってほどではない)。次は、あれです、朝昼晩3食摂る必要は実はないのではないか問題です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る