事件のパートについては、斎藤の人物像がすごくコミカルで憎めないけど面倒な子っていう感じが面白いです。そして、実際の怪異との遭遇についても淡々としていて筋道たてられた、感情のわかる流れを「あえて」作ってます。でも、怪異の怖いところっていうのは、道理ではいかないところだと作者は考えての後半パートが待っています。理解できるものではないからこその、恐怖をお楽しみください!