第7話・未来で視えた彼女〔ラスト〕

 SE・教会のチャペルの音


T・母「式場を二人で決めてから、結婚式まであっという間だったね。ウェディングドレス姿がキレイだってそう言ってもらえると嬉しいな、ありがとう……そう言えば、つき合っている時に、あたしとよく似た声の女の子の話したね……ぼんやりと視えた雰囲気が、あたしによく似ていたって話していた高校生くらいの不思議な女の子の話し……名前は確か……未来とか言ったっけ、素敵な名前だね……その子のコト、式が終わったら詳しく聞かせて、だってあたしにあなたが声をかける切っ掛けになった子だもん……あはっ、あっ、もうすぐ式がはじまる……二人で幸せになろうね」


 M・ウェディングソング

 SE・教会のチャペルの音



【心と体が視えない彼女 】~おわり~

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【心と体が視えない彼女】 楠本恵士 @67853-_-

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ