極彩色の悪夢

 夢の世界、それもひたすら混沌としていて強烈な、明晰夢の中の冒険のお話。

 もはやこれではレビューになっていない、と思いつつそれでも言うのですけれど、本当にただひとこと、
「本編を読んでください」
 としか紹介のしようがない、本当に凄まじい作品です。

 あまりにも強烈かつ独特、どこまでもぶっ飛んだ夢の世界。
 果たしてこれをどう紹介すればいいやら、まったく想像がつきません……。

 やたらとド派手でうるさい悪夢というか、なんかもう脳みそバグってるんじゃないかって感じがもう途轍もないです。
 あらゆる常識が意味をなさなくなる、なんでもありのはちゃめちゃ世界。

 単純に好きなところをあげてしまうと、夢魔さんが好きです。
 クリーム色の美少年なので。あとアルパカが可愛かったです。

 読んでいて果たして絵的な想像が追いつくかどうか、こちらの想像力を試しに来るかのような怪作でした。