『彼』こと健太さんと、一緒に生活する『僕』の、ごくごく普通のとある朝のお話。
ひたすら平和で幸せな光景が続く、日常もののほのぼの物語です。
タイトルに偽りなし、本当に『いつもの日常』と呼ぶにふさわしい、何事もない平和な朝の情景。
ベッドに寝たまま、なかなか起きてこない同居人の健太さん。
彼の寝顔を眺めたりしつつ、日々の生活のエピソードなどを振り返ったりします。
本当に穏やかで、何も起こらないところが特徴的。
主人公たる『僕』の愛に満ちた視点が好きです。
これ以上は何をどうやってもネタバレになってしまうので、ぜひ本編で。
柔らかな空気感が素敵なお話でした。