あの日の悲しみさえ

 引きこもりの妹のために色々とすっ飛ばして米津玄師を家に連れてきたお兄ちゃんの話です。
 導入から「どういうこと?」と引き込まれ、最後はいい感じで終わる大澤めぐみさんの魔法のような怒濤の短編でした。
 僕も米津玄師さんについては曲をふんわり知っているだけなので、米津玄師に詳しくない人は共感するし、詳しい人はツッコミに回れるみたいなバランスがすごい。
 最後が本当にいい感じなのでみなさん読んでください。

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