第7話 空中楼閣の饗宴(前編)
露に社交ダンスを教えることになった。
政財界の大物が集まる場にふさわしいドレスも見繕うことになった。
「星くんにおんぶでだっこなありさまで恥ずかしいですけど、よしなにお願いしますね」
「うん、まかせて。短期間でどこに出しても恥ずかしくないレベルには仕上げるつもりだし、露の魅力を最上級に引き出すフォーマルドレスを見繕ってメイクするから」
「えへへ、楽しみです。もちろんメイクは拒否しますけど」
予想どおりメイクはさらっと拒否された。露の化粧嫌いは徹底している。メイクする必要が一切ない綺麗な顔とはいえ、一度でいいからこの手で施してみたいと思うのは私のわがままだろうか。
社交ダンスを教えるのはなかなか骨が折れた。露は体を動かす技術に関しては不器用で、お約束にも限度があるほど私の足を踏みまくった(しょげかえる表情はそそるのだが)。そこで露が私の足を踏むたびにペナルティとして彼女の胸やお尻をさわることにしたところ、びっくりするほど飲み込みが早くなった。微妙に複雑な気分であるが、露に言わせればレッスンどころじゃなくなるとのこと。
露にダンスを習得させる理由は例によって先行者の試験絡みで、今回は「マゴニア」のパーティーへ参加するのが目的だ。
ここ最近をふり返ると、第四の観測者事件後もいろいろな種類の試験が発生したけど、命の危険が伴う類はひとつもなかった。ファッキンクソバグズと観測者事件はたまたま連続発生しただけっぽい。そりゃそうだろう、あんなヤバいのばかり起きたらこっちの心身がもたない。
しばらくまえに露もモアの存在を知った。雫ちゃんを媒介にしたモアが露に自己紹介して会話を交わしたとか。ちなみにその日の夜に私は露と性交した。ようやく露の初夜をたいらげることができて感無量だが、詳述するのは野暮なのでやめておこう。
話を戻すと、先行者の試験が今回発生する場所が「マゴニア」だ。アメリカが軌道エレベーター開発のために最初の中継地点として建設した空中庭園で、高度一二〇〇〇メートルに位置する地球上でもっとも高い人工居住地だ。今回そこで開催されるパーティーには主催者による参加条件があり、世界有数の富裕層と親族、その招待を受けた類稀なる天才のみが前代未聞の天空饗宴に来場を許される。
露は類稀な天才であるが、そうではない私の問題がある。まずどうやって富裕層から招待を受けて参加条件を満たすか考えていたところ、
「星くんのご両親から私宛に招待の通知がきました」
思いがけずあっさり解決した。
「じゃあ、私も露と一緒に参加できるね」
「絶縁されているのに参加できるのですか? 星くんのことについてはひとことも触れられていませんでしたけど」
「内輪向けの縁切りだから、公的にはまだ親族で通るんだよ。あいつら利用価値があるものはいつでも再利用できるようにしてるし。私が一緒に参加するのも織り込み済みだと思うよ」
「なら、私が星くんと恋仲になってどれだけ幸せか、以前の実家訪問では伝えきれなかった気持ちもたっぷり増補して、星くんのご両親にアピールしちゃいます」
つゆ先生なんかめちゃくちゃ気合入っていらっしゃる……まあ私を巻き込まないなら好きにしてくれ。
社交ダンスとドレスコードの準備も終えて、アメリカ某所で当日を迎えた。
中央支柱である特殊カーボンナノチューブ製エレベーターに乗って「マゴニア」へ上昇するあいだ、もし私が生まれるずっと以前の時代だったらテロなんかの格好の標的だろうなと思った。世界を革新した「ヴォマクトの法則」により戦争やテロはほとんど過去のものになったという歴史的事実は、現代の学校において小学生から学ぶ必須項目だ。
「アーサー・C・クラークは『人類は野蛮性を克服できる』が信条だったといいます。彼の作品には『三〇〇一年終局への旅』など、人類が争いをあらかた克服した世界観の作品も多いです。その信条に私たちはだいぶ近づけているんじゃないでしょうか。前に進み続けるのが人類の大いなる力なら、人間なかなか捨てたものじゃないですよ」
「でも私たちは前に進むのをやめたけどね。いつまでも変わらないことを選んだわけだし」
「星くんとちがって私は常に知識と技術をアップデートして研究を続けていますから」
「そっか。じゃあ私は露の体の研究を続けたいな」
露が頬を赤く染めて二の句を告げなくなったのでとても満足である。
恋人といい感じにノロケていると、天頂への到着を知らせるアナウンスが流れた。
「マゴニア」はその名のとおり中世ヨーロッパの伝説に出てくる浮遊都市さながらの空中庭園だった。一二〇〇〇メートルという高度の気圧でもびくともしない特別製の超巨大透明シェルターに庭園と都市機能を設置した場所というべきか。うーん、こういうところには二人乗りの飛空艇とかでやってこれるとワクワクするんだけどなあ。
中央都市部から離れた外縁部の豪華施設がパーティー会場で、外観は広大な洋風の屋敷である。
「星くん、どうですか、似合いますか?」
淡い水色のショートドレスに着替えた露が個室から出てきた。
うん、めちゃくちゃ綺麗だ。もともとものすごく綺麗なのが、センスのない私服からお洒落なドレスに変わると完全無欠に綺麗だ。ツーサイドアップの髪をおろして肩下までのセミロングにしているのも清楚さが際立っている。
「えへへ、ありがとうございます。星くんもとてもきれいですよ。見惚れちゃいます」
私はダークブルーのドレスで髪は右上にアップでまとめて花飾りを留めた格好だ。ちゃんと気合を入れて仕上げたので褒められると嬉しい(露は私に対して嘘は言わないから)。
会場のホールに目をやると、すでに多くの招待客が食事や会話に花を咲かせていた。
「へえ、あそこにいるのデキスギの社長と子息だよ。あっちはノロイーングの御曹司と婚約者。わーお、ダイアモンのCEOはまたひとまわり恰幅が横に広がってるよ。こういう場に参加するのは数年ぶりだけど、世界有数の顔触れはあまり変わらないなあ」
「なるほど。私にわかる方面だと、ああ、あれはジングルベルスコープ理論で一世を風靡した新進気鋭の物理学者で、むこうは原始生物ゴルンバの生態を解明した生物学者、あれは相対性精神学の権威レイテンシーですね」
私と露で大半の参加者は言い当てられそうな気がしないでもない。もちろん誰だかわからない人間もいるけど。
「ところで露、せっかくのパーティーなんだから美味しい料理を味わおう。はい、この二つのグラスのうち片方はお酒で片方はソフトドリンク。どっちを飲む?」
「それどっちもお酒ですよね? せっかくのパーティーで私に嘔吐してほしいのなら飲みますけど」
こんなほほえましいやりとりをしながら、バイキング形式の料理を楽しむ。パーティーの主催者がナンバーワンを自称するグルメだけあって、世界各国の贅を尽くした名品珍品は美味しいだけじゃなくて面白い。
「あ、あっちに星くんのご両親がいますね」
せっかくの料理がマズくなるようなこと言わないでほしいなあ。
露の向いたほうに目をやると、たしかに私の親(容姿は描写しなくていいよね)がいた。誰かと談笑している。鼻眼鏡をかけた背の高い金髪の男と、燃えるように鮮やかな赤毛(ボブカット)の少女。両方とも知らない顔だ。
「私ちょっと星くんのご両親に挨拶してきます。招待のお礼も兼ねて」
「ご自由に。じゃあ私はほかの場所を見てまわるから、終わったらスマホに連絡してよ」
露を見送った私は親から遠ざかるようにホール内を適当にぶらついた。
こういう社交界の場所にいい思い出はない。だけど露と一緒だと存外に悪くない。恋人の存在の大きさを実感していると、明朗快活なよく知った声に呼びかけられた。
「星さんっ。こっち、こっちですー」
ホールの片隅に配置された円卓型の席にふたりの少女がすわっていた。薄茶色のロングヘアーを紫のリボンでまとめ、濃い紫サテンのドレスを着て青い目をくりくりさせる少女と、淡い光の粒子がたゆたう白銀の髪を背中までおろし、青と白に色分けされた近未来的なドレスと白皙の肌に七色の瞳が印象的な少女。
「雫ちゃんにモアも来てたんだ」
「このパーティーのために用意されたとくべつの和菓子を食べたいとしずくにおねがいされた。きみとつゆがくることはわかっていたからちょうどいいなりゆき」
ホールに用意された和菓子のたぶん全種類が円卓を占拠している(しっかり二人分だ)。とても食べきれる量とは思えないが、持ち帰り可能らしい。
「雫ちゃんが和菓子好きなのは相変わらずだけど、モアも好きなの?」
「きみがつゆのために中国の古典や詩を読んでみる気になったのとおんなじようなものだよ」
なるほど、わかりやすい。
「そしてわたしはどら焼きのおいしさを知った。これはとてもいい。どら焼きには無限の可能性がある。倍々にして増やしまくって宇宙に廃棄するなどとんでもない」
まったりした顔で会場限定の五つ星どら焼きをむしゃむしゃほおばるモア。最後の比喩はよくわからないけど、たぶんなにかのネタなんだろう。
「そうだ、星さん、またあたしが占ってあげましょうか?」
雫ちゃんの占いはモアが一緒にいると一〇〇パーセントの確率で当たるんだっけ。先行者の試験はだいたい雫ちゃんの占いが欠かせないほど大ヒントになってるし、もちろんお願いすることにした。
「えーと……アバ・ディンゴの宴。エイリアンはかませ鳥。コロニーレーザーに要注意。だそうです」
「なんか最後アニメみたいなワードだけど、ちゃんと露に伝えておくから」
「星さん、お姉ちゃんがわがまま言ったら遠慮なくあたしに相談してくださいね。あたし、星さんのこと、お姉ちゃんよりも素敵な姉だって思ってますからっ」
あはは。雫ちゃんの好意は嬉しいけど、露が聞いたら凹みそうだなあ。
「露のことも私のことも好きでいてくれてありがとう」
角が立たない言いまわしで頭をなでると、雫ちゃんははにかみながらうつむいた。ほんと、裏表のない純粋さが可愛い。
「モアも星さんにアドバイスしてやってよ」
照れ隠しに雫ちゃんがモアの肩をつついた。モアはにんまりと笑って私を見た。
「よしわかった。せい、恋愛は両方の気持ちが離れたときに終わる。よーくおぼえておくように」
虹の七色にきらめく不可思議な瞳がじっと私を見据える。容姿は雫ちゃんと変わらない十代前半なのに、モアにはぞっとするほどのなまめかしさを感じるときがある。髪をおろした彼女はその玲瓏とした色気に拍車をかけていた。
雫ちゃんたちの席を離れてスマホを確認すると、まだ露から連絡はなかったのでテラスへ移動した。夕闇が庭園の草木や都市の建造物にたれこめ、遠くにはエベレストよりなお高い夕暮れの空がオレンジと深い赤に染め上げられている。
黄昏を眺めている私にハンサムな声がかけられた。振り向くと、洒落た鼻眼鏡をかけた、すらりと背の高い金髪の男である。二十代半ばだろうか、美形と男前を足して端正と精悍を最高級ブレンドしたようなイケメンで、褐色の肌を品よく露出させたスーツが似合っている。さっき私の両親と会話していた男だ。
「僕の名前はジン。趣味でビジネスアドバイザーをやっています。セイさん、『星刻堂』当主の娘であるあなたに是非ご挨拶をしたいと思いまして」
「父と母になにを言われたか知りませんが、私は絶縁されている身ですからあなたにビジネス上の得がないことだけは保証しますよ」
そっけなく皮肉もこめて返事したけど、男は飄々とした微笑を浮かべ、吸い込まれそうな金色の瞳で私を深く見つめた。
「ビジネスではありません。個人的にあなたに興味があるのですよ。あなたはとても魅力的な女性だ」
この言葉に対する私の心情を正直に言おう。信じがたいことだけど胸が奇妙にときめいた。ジンと名乗る金髪金眼の男は、もし私が露と出会う前に顔を合わせていたら、かわりに本当の恋を芽生えさせたかもしれない、そんな男だった。
彼との会話を長々と説明する必要はない。なぜならあたりさわりのない話しかしていなかったはずなのに、陶然とした霞が広がったように頭がぼんやりしていたからだ。その流麗な声音は魔法のかかった純金の輝きに満ち、名状しがたいリズムで私を魅了し、最後の言葉でようやく意識がはっきりした。
「セイさん、人類は常に前進を続け、進化の階梯を登り続けないといけないのですよ」
あれ……そんな、なにやら御大層な話をしてたっけ?
「ちょっとジン、いつまでコナかけてんのよ。私のほうは話がすんだから、もういきましょ」
困惑気味のところへ割って入ったのは、さっきこの男と一緒にいた鮮やかな赤毛の少女だった。私とおなじくらい吊り目がちで、自信に満ちた勝気な顔をしている。縁のない大きな丸い色眼鏡をかけていて、お世辞にもお洒落とは言えないどぎつい黄色だ(瞳は蜜柑色だろうか?)。あと、クセのあるボブカットに、ピンポイントのメイクが……。
「なによ、私のことじろじろ見て」
「ああ、いや、たぶんすごく綺麗なのに、なんでわざと微妙にダサく見える眼鏡や化粧やドレスの着こなし方をしてるのかなと思って」
どうやら図星だったようで、少女は感心したように私を品定めした。
「ふうん、ジンが目をつけるだけはあるわね。私はアンチ・マター、設定年齢一六歳。アンと呼んでいいわよ」
「アンチって呼んだら怒る系?」
「物理的にぶっ飛ばすわね。おっと、あなたの彼女が声をかけにくそうにしてるから、とりあえずはこのへんで」
なるほど、少し離れたところで露がこっちの様子をうかがっていた(彼女がこういうとき空気を読むのは希少だ)。
ジンとアンが見えなくなってから、露はひょこひょこと私のそばにきた。
「メールで連絡しようとしたら星くんがあのふたりと会話してるのを見つけたので、僭越ながら覗き見しちゃいました。会話の内容は聞こえませんでしたのでご安心ください」
「いつもみたいに空気読まずに割って入ってもよかったのに」
「どうも私は反物質さんにものすごく敵視されたようで、さっき宣戦布告されちゃいましたから」
反物質さんって、アンのことか。露が初対面の相手から一方的に敵意をもたれるのもめずらしいな。まあ高校時代に先輩女性の告白を断ってビンタされたことがあるわけだから、なにか正直に地雷を踏んだのかもしれない。
「あ、そうだ。さっき雫とモアに会ったよ。美味しそうに和菓子を食べてた」
雫ちゃんの占い結果を話すと、露は「ふむ……」と思案した。
「アバ・ディンゴは嘘たちの父という意味の、セム語とオーストラリア語をつなげたスラングですね。そういえば先行者はまだ嘘をついてました。稀人星の人たちは非凡発現者は超銀河団規模の計画に参加させる予定だと先行者に教えられたと言っていましたけれど、あれ、先行者の嘘です。先行者のピンキリはどのくらいかわかりませんが、少なくとも、あいつは超銀河団レベルの問題なら簡単にどうとでもできるはずですから」
「へえー、露が誰かのことをあいつ呼ばわりするの初めて聞いたかも」
「あっ。すみません、私としたことが星くんみたいなぞんざいな物言いをしてしまって、恥ずかしいです。ただ、自分を遥かに上回る相手にもてあそばれるのはいい気分しないことはわかりました」
えっ、なんかさりげなく私の言われ方もひどくない? ちょっとわからせてやったほうがいいかな。
「ところで星くん、ジンさんとはそこそこ話し込んでいたようですけど、どんな会話をされたのですか? その、ええと、星くんの顔を見ていたら、ずいぶんと好印象だったのかなと……」
どんな会話っていわれても、あんまりおぼえてないんだよね。それに私そんな好印象な顔してたっけ?
「べつに、あたりさわりのない話だよ。まあ不思議な感じのイケメンだなとは思ったけど」
「星くん。正直に答えてください。私に嘘つかないでください」
露は私に嘘をつかれることを極度に嫌う。それはそれで可愛いのだが、嘘をついていないのに嘘だと決めつけられるのは、なんかこう、カチンとくる。
「いま話したとおりだよ。嘘なんてついてない」
「嘘です。私にはわかります。星くん、私に嘘つかないで――」
「露――しつこい」
うんざりした苛立ちを声ににじませると、露がびくっと萎縮した。
「でも、わたし……間違ったことはいってません。だって星くんが……」
「ふーん。そんなに私を嘘つきにしたいんだ。そんなに私のことを信じてくれないんだ。ショックだよ、露に悪者扱いされるなんてさ」
「そんな、わたし、そんなつもりじゃ……」
自分でも冷たいこと口にしてるのはわかってる。だけど、どうにも気に入らなくて、露を責める言葉が止まらない。みるみる声が途切れていく露の顔はいまにも泣き出しそうなほど眉を八の字に下げていた。そんな彼女を見ても、私の心には嗜虐的な興奮が湧いてこなかった。
「ごめんなさい。ちょっと、あたま冷やしてきます……」
消え入りそうな声でそれだけつぶやくと、露はうなだれたまま私から離れていく。
絶望を背負った儚い背中をぼんやり見つめる私のなかで、不意に、七色の瞳を持つ少女の言葉がリフレインした。
激しい後悔と熾烈な熱情が津波となって胸の奥で荒れ狂った。
「待って、露ッ!」
大声で呼びかけると、びくりとした小柄な影が不安げに振り返る。
「ごめん、私が悪かった。露の言うとおり、私が嘘ついてた!」
「星くん――」
瞬く間に露の涙腺が安堵に揺らいだ。
露が返事をしかけたまさにそのとき――闇が落ちた。
場内の明かりがすべて消え、窓という窓がふさがれ、テラスや出口への道が閉ざされ、まったく何も見えなくなる。あたりでざわめきが大きくなると、暗黒に包まれた会場に男の声が響き渡った。中空にホログラフィ画面が浮かんだ。そこに映ったのはパーティーの主催者であるガスタブル卿だった。
『皆様におかれましては用意した料理を存分に楽しまれたことと思われます。さて、ここからが宴の本番です。心して聞いてくださいませ。このあと皆様にはデスゲームに興じてもらいます』
一拍の間をおいて、ざわめきと怒号が最高潮に達した。
私は露の名前を呼んだ。しかし、私の脳というか精神が、なにかよくわからない力に押さえつけられた。急速に意識が霞んでいく。露が私の名前を呼ぶ声がぼんやりきこえる。意識が暗転する直前、誰かに背後から首根っこを掴まれ、引っ張り込まれる感じがした……。
星露の探求 皇帝栄ちゃん @emperorsakae
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。星露の探求の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます