前回までのあらすじ

本節では本シナリオの前日譚となるシナリオ『プルートの悪夢』(https://kakuyomu.jp/works/16817139555821913575)のPC①を中心とした、あらすじを見て行こうと思う。

各セッションにおいてPC①の辿った物語はそれぞれであるため、このあらすじは一例にすぎず、正史という扱いではない。また、当然ネタバレを含むため、シナリオ『プルートの悪夢』をこれから遊ぶ予定という方はブラウザバックを推奨したい。





















□前回までのあらすじ(PC①逢沢裕太)

裕太は高校の修学旅行でK府を訪れていた。バスの隣の席はもちろん親友の城所佳紀だ。しかし、楽しい旅行は交通事故に見せかけたFHエージェント春日恭二の襲撃によって一変してしまう。同級生として紛れていた柚木涼香、FHエージェント“アイソレイテッド・ポーン”の襲撃を受けた佳紀は、オーヴァードへの覚醒に耐えられずジャーム化してしまう。そして裕太は佳紀に腹を貫かれ殺害されてしまう。

1か月後。佳紀の攻撃によって死亡した裕太もまた、オーヴァードに覚醒していた。長い入院生活から戻った裕太は親友の姿がどこにもないことに気づく。そのことを疑問に思って口にした途端、UGNを名乗る集団に接触、勧誘されるのだった。

佳紀の行方を捜す裕太はUGNと協力して、調査を進めていく。佳紀の行方がK県K市の軍事施設だと分かりそこに向かう一行は、K県へと向かう機内でUGNエージェント篠原(PC⑤)と合流する。篠原はジャームハンターで佳紀を確保した張本人だという。裕太は篠原と対話する中でジャームを閉じ込めておくことの意味について考えるようになる。篠原とは、和解とはならなかったが、共闘関係になる。

たどり着いたK県K市の防衛隊海上基地の中には、霧谷雄吾が作らせたジャームの保護施設があった。裕太たちが到着するのとほぼ同時に施設はFHエージェント“アイソレイテッド・ポーン”柚木涼香の襲撃を受ける。ジャームを自らの軍隊にしようと企む涼香に裕太は立ち向かい、仲間たちと共闘の末これを討ち果たすのだった。

霧谷雄吾のジャーム保護施設の中ではジャームが1人1人氷に覆われて、まるで墓場のように、海の下に収容されている。裕太はその中から長い時間をかけて佳紀の姿を見つけるのであった。すぐそこに君はいるのに、再び語り合うことはかなわなくて、裕太はどれだけ長い時間がかかろうとも佳紀を元に戻し、迎えに来ることを誓うのであった。

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【ダブルクロス(DX3)/シナリオ】プライメイト Raito @raitowalker

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