呪いの遺書
呪いの遺書
女子1「千尋ちゃん、木に何彫ってるの?」
女子2「遺書」
女子1「でもこれ、なんて書いてあるか全然読めないよ」
女子2「それでいいんだよ。読めないぐらいがちょうどいい」
女子1「なんで遺書なのに読めなくていいの?」
女子2「だってこれ、意味のある言葉じゃないもん」
女子1「えっ?どういうこと?」
女子2「松島の『乙女の祈り』って遺書知ってる?解読したら呪われて死ぬってやつ。あれ見て面白いなぁって思ったんだよね。だから、私も自殺する前に似たようなことをやってみたかったの」
女子1「そんなこと面白半分でしたら、呪われるよ。やめようよ」
女子2「いいじゃん。呪われたって関係ないよ。だって、私たち今から自殺するんだしさ」
呪いの遺書 @hanashiro_himeka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます