応援コメント

第十九話」への応援コメント

  • お控え(というのですね)の制度の限界がよくわかります。帝王学も心構えも与えず飼い殺しにしていて、順番が回ってきたら、さあ藩主として振る舞え、というのも酷な話ですね。
    吉宗の、汚職役人の掃討という自分に最適の仕事があったからこそ、それを礎にやってこれた、これがあったからこそ、というのは、大なり小なり誰しも自分に置き換えて実感できることのように思います。説得力のある言葉だと頷かされました。

    作者からの返信

    カワセミ様

    お控えの制度は家を維持することを念頭に置いて、当主の才覚は重要視されていないんですよね。
    重臣たちからするとお家断絶も避けられて、自分たちが政治を主導出来てと都合の良いシステムです。お控えの当人からすると大変なシステムだと思います。

    吉宗は毛色の違う将軍ですが、そうなるには理由があると思ってまして、そういう背景を幼少編から書いてみました。