あとがき

昨年pixivにて、ファンタジー小説を、お題を3つ選んで書く、というコンテストがありました。

私は現代ファンタジー部門で、妖怪、旅行、罪と罰を選んで、「letter─時空を超えて届け─」という作品を書きました。


https://kakuyomu.jp/works/16816927862993733340


結果は1次選考にも通らず大敗。3万文字という規定を見ずに4万文字の作品を書いて、かなり沢山のエピソードを削ぎ落とした作品でした。


その落としたエピソードのひとつに、現代に戻った梓が、晴樹の曾孫の航也と出会うシーンがあったのです。元々、先輩後輩で縁はあった2人ですが、結ばれなかった2人の末裔として、生まれ変わりではありませんが、どこかで結びついて欲しかった。


元治が手紙に書いていた、”いつかまた会える時が来たら、どうか平和な世の中であって欲しい”その願いを、作者として叶えたかったのです。


今回は座敷わらしの男の子、タケルが出てこなかったのですが、またそのお話もどこかで書いてみたいな、と思っています。


これはpixivのトゥインクルレインという企画で雨に関するお話として書き上げました。その再録になります。



最後まで読んでくださった読者さま、ありがとうございます。


もしこちらの作品を先に読んで下さって、前の話も読んでみたいなと思われる方は是非、「letter─時空を超えて届け─」の方も読んでみてください。



また、お会いしましょう。

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雨あがり ─想いの行方─ 伊崎 夕風 @kanoko_yi

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