全てを、父が残したひと言に賭けて。

両親の病により御家断絶の身となった早桃。
決して部芸達者ではなかった父のひと言を信じ、奥を守る別式女を志し、なけなしの金銭を費やして山籠りするが――。
わずか3000字の中に描かれた早桃の苦悩と覚悟、その結果は圧巻のひと言。
最後の一文は、これからの未来を期待させてくれます。

希望に満ちた短編を是非ご堪能あれ。






※自主企画【短編のみ】一話完結、これから何かいいことがいいことが起こりそうというワクワク感で終わる3000字までの短編が読みたい
https://kakuyomu.jp/user_events/16817139556105485374
にご参加いただき、企画者ミドリが一番よかったと思った作品をレビューさせていただきました。ご参加ありがとうございました!