ペットボトルから弾ける、シュワシュワな想い。

 青春を炭酸に例えたこちらの作品。

 夏のワンシーンを切り取った短編で、真夏の学校に読者も一緒に立っている気分になれる細やかな描写が、主人公・荒牧の甘酸っぱい一歩踏み出せない気持ちを引き立ててくれています。

 最後のシーンは「おお、なるほど!」と手を叩きたくなる秀逸さでした。

 胸キュンでシュワシュワなアオハルショート、皆様も是非ご賞味下さいませ。




※自主企画『胸キュン短編募集!場面変更なし、カップル二人だけのショートが読みたい!』にご参加いただき、主催者が独断で選んだ最優秀作品にレビューを書かせていただきました。