ℤガンダムとZZガンダムの特筆すべき箇所

タッチ

ℤガンダムとZZガンダムの特筆すべき箇所、

ℤガンダムでは強化人間と可変機の存在でしょう。ファーストガンダムでは、アムロはララァ・スンと出会って成長出来ましたが、カミーユにとってのララァは物語の構成上、フォウ・ムラサメではないだろうかと思えるのです。しかし、皮肉な事にフォウはカミーユを導ける精神状態にあらず。フォウ自身が救いを求めていて、薬漬けの生活を送っていました。他者を導ける状態ではなかったのです。カミーユの悲劇的結末への序曲は始まっていたのですね。

ZZは逆襲のシャアの内容を内包していたのですが、「逆襲のシャア」と映画されてしまって、内容が骨抜きになってしまった、ヤザンの登場シーンも後半戦にあったと思うのです。でもってグレミー・トトの反乱というスケールが小さいものになってしまいました。ただし私見では、それでも特筆すべき点あって、一つが一般兵用のサイコミュ搭載機の登場だとおもえます。試作機のハンマハンマと量産機のドーベンウルフです。もう一つが今まで具体的になれなかったニュータイプ部隊の登場です。登場には、富野監督頭をひねったと思いますね。苦肉の策、あの様にしか、存在させる以外なかったと思います。しかし全員同じ顔の部隊は奇異です。隊長のグレミーを含め、ギレン・ザビのクローンと判断出来ると思うのですが、この事実はジオンが好きなわたくしでもギレンは好きになれないところです。まぁ、ギレンとしても連邦には勝てる、その戦後の事を考えての事であろうと思いますが。


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