VSギガキメラント編から後日談まで
・このエピソードで登場する鱶川ちひろの元カノ
ちなみに彼女が着けているイタチザメの歯のピアスは実際にアクアワールド茨城県大洗水族館の売店で販売しています。「海の涙」における海音の回想シーンでは、ちひろと海音がアクアワールド茨城県大洗水族館に行ったとおぼしき記述があります。このプレゼントはちひろの趣味で選んだのではなく、海音が希望して買ってもらったものだと作者は思っています。
・歯科ニンジャこと
・セミが竜巻に飛ばされてくるシーンも「シャークネードとセミマゲドンが組み合わされば最強!」という悪ふざけでねじ込まれました。というより、ギガキメラントの「竜巻を作り出す能力」自体が悪ふざけで付与されました(終編では世紀末なモヒカン連中も竜巻に飛ばされてます)。
・ギガキメラントの融合素体はめいが序盤で戦った猛獣たち(クロヘリメジロザメ、ダンクルオステウス、デスワーム、ヒグマ)ですが、最初は「頭がクロヘリメジロザメだと迫力に欠ける」と思い、ホホジロザメやアオザメ、ヒラシュモクザメにする案もありました。しかしラストバトルでの倒し方を第一話の再現(口を引き裂く)にしたいと思い、第一話に登場したクロヘリメジロザメで行くことにしました。
・エビスにそそのかされたネムリがタンクローリーを使ってちひろの車を襲撃するシーンは、「かつてちひろを助けたタンクローリーが今度はピンチをもたらす」という演出のために登場させました。
・「アタック・オブ・ザ・虫歯菌」というエピソードタイトルは、「伝説のZ級映画」「不朽の駄作」という評判で知られる伝説級低予算パニック映画「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」からです。低予算でチープな映画ですが、後の映像史に無視できない影響を与えた一作でもあります。
・鱶川シロの亡き妻鱶川あい(旧姓鮫洲あい)はアイザメというサメから名前をとっています。酒吞坂もみじのモミジザメと同じツノザメ目アイザメ科アイザメ属に属するサメです。
鮫洲家の人々はみんなサメの名前をもっていない(鮫洲浩人、鮫洲海音、鮫洲海歌)のですが、彼女だけサメの名前がついています。これは彼女とシロがともに今の鱶川家の祖だから……というのが理由です。
・船で
・後編で
・「優和ショック」「クリミナル・キング」というエピソードタイトルは言うまでもなく北斗の拳ネタです(笑)モヒカン肩パッドの雑魚敵も悪ふざけで登場させられて殴り倒されました。
・イソギンチャクの天ぷらやサメカレーといったメニューはいずれも名古屋港水族館のレストランで提供されていて、実際に作者が食したものです(サメカレーは名古屋港水族館ではシャークフライカレーというメニューで、モウカザメのフライが乗ったカレーでした)。
・「ナマズ姿煮定食」なるメニューは、「食堂のおばちゃんhttps://kakuyomu.jp/works/16817139556459914149」というホラー短編で登場させたものです。
・ニンジャ部隊の小隊名は特定の種に偏らないよう、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、無脊椎動物(甲殻類、昆虫)などバラけさせています。やや哺乳類が多めですが……
明らかになっている小隊
グリズリー小隊、猛牛小隊、シマウマ小隊、ナマケモノ小隊、フンコロガシ小隊、カナヘビ小隊、スベスベマンジュウガニ小隊、ウーパールーパー小隊、ハダカデバネズミ小隊、トゲアリトゲナシトゲトゲ小隊、ピラニア小隊、ズワイガニ小隊、シジュウカラ小隊
・アヤノがカブトガニを持ってちひろに立ち向かうシーンは、映画「キラーカブトガニ」を作者が見に行ってとても感動したのでひねり出されました。すぐに影響される人間。
サメの時代は終わった!地獄の天然記念物、人間食べ放題! キラーカブトガニは本当におすすめの映画です。
・
・後日談でめいと比奈が見た『サムライVSキラー・マグロ 地獄の大トロ居合切り!』という映画は今作者が見たい映画をそのまま出力しました。
最後に……ここまで「酒乱女の血闘伝 ~えっ、酒好きなあたしが最強に?~」を愛読くださり感謝申し上げます。この作品がここまで育ったのも読者の方々のおかげです。
現在スピンオフの執筆を予定していますがまだ形になっておりません。鱶川ちひろスピンオフと銃死松スピンオフは脳内にぼんやりとあります。
作品に関して何か質問などありましたら応援コメントかツイッターアカウントにくだされば回答できる範囲でお答えしようと思います。
酒乱女の血闘伝 小ネタ集(ネタバレを含みます) 武州人也 @hagachi-hm
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