ヤザンとシロッコとその周辺

ヤザンとシロッコとその周辺

ヤザンは悪くないと思います。彼のやっていることは、純粋に軍事行動であり、

ヤザンも多くの部下や仲間をエウーゴウに撃墜されてきたので、ℤガンダムや

百式を憎み戦いを挑むのは軍人の一人として当然の結果です。ではティター

ンズはどうかと言えば悪です。まあ、主人公に対する敵対勢力として登場します

から、ある意味では当然です。極論では誰が悪いかと言えば、総指揮官のバスク

大佐でありジャミトフやバスク大佐の右腕、ジャマイカン少佐の三人でしょうか。

パプティマス・シロッコはティターンズの軍事力は必要でした、ニュータイ

プの世界を作るといっても、宇宙の派遣は当時、ティターンズやアクシズが握っ

ており、ハマーンやオールドタイプといった敵が眼前に現実として存在するわけ

ですからティターンズの軍事力が当時、バスクが戦死して指揮系統に混乱を見せ

てはいますが、シロッコとしても軍事力は欲しい。綺麗事だけでは新しい世界は

創造出来ません。シロッコの行動としては時に悪と感じられてしまいます。ファーストガンダムの終わりとℤガンダムの終わりの時がニュータイプの国家が創造されるチャンスでした。ニュータイプの特性を持った人物が多く現れ、結託して、まあ無理でしょうが、あの当時堀下げれば方法・手段は違うけど最終的な目的は同じなのに、まあ、それが富野監督の伝えたいことの一つだったのだしょうか？