自傷癖

わたしには、リストカットや皮膚むしりといった、目に見える自傷癖はない。

でも、目には見えない、自分にも他人にも分かりにくい自傷癖はある。


最近で言えばtwitterの永久凍結のような、ちょっとした悪いことがあったときに、徹底的に自分を責めてしまうのだ。

別に口に出して罵声を浴びせるわけではない。過去の自分の行いの中から、悪いことをあげつらって徹底的に責め立てるのだ。声も出さず、心の中だけで。

しかも厄介なことに、それはまさしく“癖”で、自分の意思でやっているわけではない。なにか悪いことがあったときに、無意識の内に条件反射的にやってしまっているのだ。

さらにたちの悪いことに、目には見えないものだから、やめるのも難しい。リストカット癖があるなら、刃物を隠せばいい。かきむしり癖があるなら、爪を短く切ればいい。でも、心の中で自分を責めてしまうのは、予防策を打つのが難しい。

気づいたときにはすでに自分を罵倒しまくっていて、心がぼろぼろになっている。

これをどうやって予防すれば良いのだろう。

今のわたしには、分からない。

だからこうしてアウトプットして、自分の気持ちを、考えを吐き出して、せめて少しでも楽になろうとしている。

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誰かに読んでほしい話 鳥兜レイ @TorikabutoRei

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