第4話 朝の夜明け

夜が明け朝が来たが早く起きたケビンはなんだか気分が全くのらなかった。それも仕方ないことであった・・・昨日あんなことがあったまでに・・・

「俺は姉貴を救うんだ・・・俺がケジメつけなければならないんだ!」

ケビンは自責の念に押されていた。自分のせいでサマンサをシャイターンとの戦いに巻き添えにさせたことを激しく後悔している。しかしそこにルナールがまるで子供のように寝ているのであった。その寝相は駄々をこねすぎて疲れて眠る子供のように爆睡していた。

「あいつ、結構大人びているにも関わらず寝ている姿は子供みたいだな・・・」

その姿を見てケビンは彼女を守りそして姉サマンサを守りたいという意志が強くなった。

俺がこいつの力より劣っていても俺のことを思ってくれるあいつを守らなけれな張らない!いつまでもくよくよしていたら何も始まらない!

そうしてケビンは改めて姉とルナールを守るために成長するのであった。

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紅蓮の炎 高倉雅 @grenfrea

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