第831話 Spring has come!
今日は天気も良く、街中の桜の木も、花が満開で、先日「花散らす雨」なんて書いたが、多分この数日が桜の「花ざかり」なのだろうなぁ、と思うような華やかさである。
今日は長男君は大学の新入生行事のために日曜日にも拘わらず登校。日中は妻も不在だったため、春休みの課題に追われている次男君と私の二人で昼食だった。
課題に追われているので、外食ではなく、店で買ったものを自宅で食べることとした。とはいえ、定番のマクドはつい最近食べたばかりだし、吉野家の牛丼も先日食べたばかりだ。少し悩んだ挙句、「かつや」に行くことにした。基本的に「貧乏性」の私である。
最近は仕事が休みの日でも、普通通りの時間に起床し、昼も普通に過ごすことが多かったのだが、今日は昼食後、ひどく眠くなった。ということで、課題をこなしている次男君を置いて、久しぶりの午睡。ついこの前まで、寝間着代わりのスウェットを着込み、布団を重ねてかぶっていたのに、Tシャツで、布団一枚で安眠できるほど暖かくなっている。
あぁ、春だなぁ、と思った。
私の通っていた中学は、それほどできの良い中学ではなかった。英語の授業で「現在完了形」を習うと、ほぼ必ずと言っていいほど出てくる例文が表題の”Spring has come!”(春が来た!)という文章である。私の学年だったのか、先輩の学年だったのかもう忘れてしまったが、この”Spring has come!”を、「バネ持ってこい!」と試験の時に回答した人がいたそうな。解説は不要だろうが、“Spring”=バネ、
"has”→”have”=持っている、”come”=来る、ということで「バネ持ってこい」としたのだろう。初めて聞いたときは大笑いしたことを覚えている。
今でも”Spring has come!”と見ると、頭の中で「バネ持って来い!」という声が聞こえてくる。すごいインパクトである。
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