第813話 「処分の見送り検討」?意味が解らないことだらけ。
誰が「ネコに鈴をつけるか」という事で揉めていたであろう自民党。もちろんここでいう「ネコ」とは「二階元幹事長」である。50億円の使途不明金などなど、突っ込めばいろいろな「闇」が出てきそうな人である。
氏が「次の衆院選には立候補しない」という事を表明した。これに関する記者会見でも、解答の多くを本人ではなく、別の人が解答したり、記者の質問に対して怒ったりするなど、色々と話題の尽きない記者会見だったようだ。
自民党は、氏の「次の衆院選には立候補しない」という事を受けて、「処分の見送り」を検討しているそうだ。
なぜそのようになるのか、理屈がさっぱりわからない。少し状況を変えてみると、その理屈のおかしさがわかるかと思う。
とある高校。「喫煙者は1週間の停学」という規定があったとする。卒業間近の高校3年生が、喫煙がばれた。彼が出席すべき日は、後は卒業予行演習日と卒業式の2日間。
ここで彼が「その2日間、俺、出席しないから」、と言ったら、学校側が、「じゃあ処分をしても意味が無いので、処分は不問で」と言っているようなものである。
衆院選出馬、不出馬は別にして、大きな問題を引き起こしたわけなので、当然「党としての処分」は必要だろうと思う。「不出馬だから無罪放免」、おかしな話ではないか?
氏は、まだまだ「説明責任」を果たさなければならない問題を抱えているわけである。このようなグダグダで幕引き、なんて国民を馬鹿にしているとしか思えない。「裏金」議員の納税問題しかりである。
与党の自民党がクローズアップされているが、野党とて、グダグダっぷりは変わらない。もう多くの人が忘れてしまったかもしれないが、「内部文書だ!」と言って高市 早苗氏に詰め寄るも、結局はブーメラン、かつ竜頭蛇尾となった小西議員のことはどうなったのだ?あの時はひどい捏造質問が問題になったような記憶があるのだが、他の議員もどうなったのだのだろう?
野田 佳彦元首相が、「関東は立憲民主党で、関西は維新で、自民党政治に決別しようではないか」と呼び掛けているが、維新の会もグダグダである。もともとの始まりが自民党大阪府議連の分派だったので、おそらく共通項を持っているのだろう。
「国会議事堂」は「伏魔殿」なのだろうか?入る人がことごとく堕落していっているように思うのだが、いかがなものだろうか。
乱文乱筆失礼いたしました。
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