応援コメント

第597話 どちらも原因は「人手不足」ではないか?」への応援コメント


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    医師不足の議論は明治時代初期からあることを知りました。NHK朝ドラで牧野富太郎氏の話でも描かれている帝大と文部省の支配
    医師不足を解消したい内務省(今の厚生労働省)
    帝大の言い分は医師の粗製乱造は困るが、内務省は帝大1校は少なすぎるという対立があったといいます。
    医学部定員を握るのは文科省で、あれほど叩かれている厚生労働省は本音は医師の身方なんだとか。
    厚生労働省は医師は高官ですが、文科省は事務屋の世界。
    あまりにも事務屋の言い分が、医師の働き方に影響を与えているような気がします

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    厚生労働省も、医師免許を持っている医系技官よりも、文官の方が力を持っているようで、なかなか難しいところではあります。

    医系技官も「医学部卒業後5年以内」と受験に制限がつけられており、「希望する者に初期研修をしてもらう」ということについても「虎の門病院」という超名門病院なので、本当の意味で「庶民が集まる」泥臭い現場を知らない人たちの集まりだろうと思っています。

    「医師の不足」については、「医師数そのものの不足」、「診療科による偏り」、「地域間格差」の3つの問題が重なっているので、非常にややこしくなっています。

    欧米諸国のように「各科の『専門医数』の制限」、「『利益団体』ではなく、『公衆衛生に対して強制力のある』全員参加型の『医師会』」という形で、「医師」という「ギルト」の中で、自律的に診療科、地域による偏在を解決していければなぁ、と思います。

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