応援コメント

第582話 主観でも客観でもない思考法」への応援コメント


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    私は大学院では、エビデンスに基づくというのは、あくまでも実践的学問であり、それは修士論文まで。

    博士論文はそこから新しい発見がないとダメだと指導を受けました。なので目いっぱい在学しても結局博士論文は取れずじまい

    パルスオキシメータの原理を発見した、青柳卓雄氏の論文をみて「これにはかなわない」と衝撃をうけました。
    エビデンスは自分が行った実験結果。
    これが博士論文だと。
    後輩に見せるのに、一番良い論文だと思っいます。

    文系だと兼子仁氏の「行政行為の公定力の理論」が法学の代表的な博士論文だとか。読んでわかりませんでしたが…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「博士論文はそこから新しい発見がないとダメ」という事は私も大学、大学院で口うるさく言われていました。理系学部では、学士論文も一応「新しい発見」となります。

    理系学科(数学科を除く)は、視点を変えるといろいろと「価値は低いけど新しいもの」を作れるので、文系の「博士号」に比べて取りやすいだろうと思っています。

    大きなブレークスルーがあると、一気に「新しい発見」が増えます。例えば、”iPS細胞”が確立されれば、”iPS細胞”を使った「何か」をすれば、それはすべて「新しい発見」となるわけです。

    理系分野ではたくさんの論文が発表され、博士号を取る人数も多いですが、「これまでの常識をひっくり返す」ような研究成果を見ることは、たとえ”Nature”や”Science”、”New England Journal of Medicine”、”Lancet”などの超一流雑誌を見ていても、少ないです。