第564話 ラジオ体操、今年は違うね
朝のNHKラジオネタが続きます。
毎年夏の恒例、「夏期巡回ラジオ体操」が絶賛放送中である。COVID-19のために、「密を避ける」という理由で中断された年もあったが、今年はCOVID-19が5類感染症になったこともあり、毎朝、たくさんのエネルギーをもらっている(本当は、現在、外来で肌で感じているCOVID-19の流行状況を考えると「密」は避けてほしいのだが)。
多分、今年からだと思うのだが、「夏季巡回ラジオ体操」の雰囲気がすこし変わっている。というのも、より「参加者」を意識したものになっているからだと思う。
巡回ラジオ体操では、男性の鈴木 大輔氏と女性の岡本 美佳氏が体操の中心となっているが、掛け声のかけ方や呼びかけが従前と比較して、ずいぶん多くなっているように感じている。特に鈴木 大輔氏の会では著明である。
「ラジオ体操」の放送では、最初に「ラジオ体操の歌」が流れ、参加者で合唱する。これは特に変わらない。そして少し首などを動かしてラジオ体操第一が始まる。運動の名前を何と呼ぶのかはわからないが、「気を付け」から足を肩幅に開くと同時に指先を両肩にのせ、次に腕を真上に伸ばすと同時に全身を延ばし、また両肩に指先を置き、「気を付け」の姿勢に戻る、という体操で、参加者が「1,2,3,4・・・」と声を合わせるのはこれまで通りだが、今年はその体操が終わると、鈴木氏は「皆さん、ありがとうございました」と体操中に言われるようになった。去年まではそうしてなかったはずである。
またラジオ体操第二で、終盤、ワルツのリズムで両手両足を開いたり閉じたりする運動をしているときに、ラジオ体操界が開かれている地名を呼んだりもされている。
7月下旬、夏季巡回ラジオ体操が始まった時、そのような形で変化があったことに少し驚いた。というのも、ラジオ体操は私の子供のころからの「偉大なマンネリ」だったからである。
とはいえ、この変化はいい変化だ、と思っている。夏季巡回ラジオ体操ももう後半戦が近い。盛夏はあっという間である。
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