マイナンバーはいつにもらったか忘れましたが、紙で送られて年末調整の時に出した覚えがあり、制度設計はアメリカの社会保険番号制度がベースのような気がします。
女の子にあげたお小遣いが「売春」だと言われて辞職した知事が我が県にはおりましたが(今は元レースクイーンの評論家の恐妻家になってます)、彼が構想したのは診療所から病院から薬局が持っているカルテをビッグデータとして統合して、診断予測のAIを製作することでした。その構想は、政府への補助金申請で違うことをやって、普通は補助金返還で済むはずのところを、詐欺罪で懲役実刑というあり得ないことで刑務所に入れられた斎藤元章氏です。彼は放射線科医師で実際にMRIなどのメーカーのテラリコンの創業者。現在も詐欺に問われた会社は理化学研究所と一緒に研究を継続して成果を上げています。
新潟県内の病院診療所薬局介護施設などの医療機関はほぼすべて新潟大学の支配下にあり、実際に町医者にいたるまでほぼ電子カルテ、マイナ保険証に切り替わりました。
まだやっていないのは、もうすぐ引退廃業の医院くらいでしょう。
200万人規模の医療データの整備が進んだので、よほどの難病でなければ、近い将来かなり有望な診断予測AIが出来るのではないか、という話のようです。
斎藤元章氏は彼の著者でそれの開発を行うような話を書いているので、それはかなり大きな「利権」が絡む話です。
「女の子にお小遣いの人」は原発絡みの利権による失脚かと思いましたが、深くつながっていた斎藤氏もなぜか臭いメシを食わされているので、
「マイナ利権」は初めからきな臭い匂いがしました。
しかし、新潟大学の強力な支配という元ならともかく、てんでバラバラの行政や医療情報の統合は上手くいきません。
行政の職員の資質、受託者の質は玉石混交で、アサっての人とひもづけしてれば、「最高のビッグデータ」はできませんし、国税をガッツリ取ろうという財務省の思惑も絡んでムチャクチャなのが今の状況だと思いました
作者からの返信
コメントありがとうございます。
行政そのものが、本質を忘れた施策に右往左往している時点で、残念に思っています。
マイナンバーとマイナンバーカードは言われたら違いますね! 医療関係者の方でないとわからない発想です! これは目から鱗です。
カードがないと診察ができないというのはおかしいですよね。確かにマイナンバーと紐づけしたら数字の暗記が必要ですがカード無しで受ける方も便利になりそうです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
マイナンバーには厳しい制限がついており、主に「お金の管理」についての各省庁間の連携のための番号、として生まれたようで、「マイナンバー」に「お金と直接関係のない何か」を結びつけるものとしては生まれなかったようです。
という点で、明らかに「マイナンバー制度」ができた時点から、全然未来へのビジョンがなかった、という事で、それはそれで「システムを作るもの」の「先見性のなさ」にがっくりするところです。
取ってつけた対応で、今までうまく回っていたことを回らなくさせるのが、最近の日本政府は好きなようです(悲)。