第466話 こっ…腰が…!
昨日は、町内の「美化の日」だった。春と秋に設定されており、側溝の掃除やらなんやらと住民たちが、自分の街をきれいにする日、として市から設定されている日であった。
もちろん、公共物だけではなく、それに伴って、自宅の草抜きやら、植木の手入れやらなんやらをする機会でもある。そんなわけで、昨日は中間試験の真っ最中の次男坊、中間試験を直前に控えている長男坊も駆り出して、家族全員で自宅周囲の美化+街の美化に頑張った。
植木の手入れについては、やはり高所は個人でするものではなく、プロに任せるべきものだと考えている。どの枝をどのように間引いていくか、も含め、やはりプロの仕事である。ということで、手の届く範囲で、「これは近所迷惑にもなる」という枝だけを切り落とした。「枝切をしなければならない」と考え、前もって、ホームセンターで折り畳み式のノコギリを買っておいたのである。以前継父が仕事の際に、「ゼンマイ式」の簡易チェーンソーを持っていたように記憶していたので、そんなのがあればなぁ、と思っていたのだが、ホームセンターにもアマゾンにもそのようなものはなかった。充電式のチェーンソーは1万円近くする。それも懐が痛いし、そんなものを家に置いているとちと怖い。ホームセンターで「ノコギリ系」のコーナーを見ていると、「折り畳み式生木用ノコギリ」が500円だか、それくらいで売っていた。処理すべき枝の中には太いものもあるため、多分ノコギリが無ければ話にならない、と思っていたので、「これがベスト」と考え、購入していたわけである。
確かに、このノコギリは、値段以上の仕事をしてくれた。処理した枝は、45Lのビニール袋に3袋ばかりになった。袋詰めするにも、ノコギリで切った枝をさらに小分けにしなければならないので、ノコギリ大活躍であった。前もって用意していた俺、えらいな!と、誰もほめてくれないから自分でほめておくことにする。
そのあとは、雨水溝近くを掃除して、路面に溜まった雨水がスムーズに流れるようにしたり、家族が抜いてくれた草を集めて袋詰めにしたりと頑張った。
そのせいか、今朝起きるとずいぶんと腰が痛かった。動けないわけではないが、身体が痛みなく動けるようになるまで少し時間がかかった。
起床してリビングに行くと、ちょうど子供たちも起きようとしていたところだった。二人とも「う~ん、腰が痛いなぁ」と言っていた。草むしりとか、やっぱり腰に来るよなぁ、と思った次第である。
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