第447話 挨拶をどうするか…?

今朝(日曜日)、車で買い物に行く途中、いつものようにNHK総合ラジオを聞いていた。日曜日の遅めの午前は、子供のころからおなじみの「NHKこども科学電話相談室」が流れている。運転中に聞こえてきた子供の質問は「朝は何時から何時までで、夕方は何時から何時までですか?」という質問だった。気象予報士の方が答えられたが、一日を八等分して、それぞれに名前がついているらしい。なので、「朝」の定義は気象上の定義ではAM6~9時となっている、とのことだった。おおっ!言われてみればどこかで聞いたことがあるようにも思うのだが、すっかり忘れていた。ちなみに午前9時から12時までは「昼前」と表現するらしい。


土曜日に限らず、午前の外来を行なっていると、患者さんへの挨拶に困る。もちろん診察開始直後の9時台には「おはようございます!」とあいさつし、12時を越えて診察が続いているときには「こんにちは。お待たせしました。」と声をかけているのだが、その間、10:30~11時くらいが悩ましい。患者さんは9時ころからお待ちなので、「おはようございます」というべきか、お昼に近づいているので「こんにちは」というべきか、迷いながら診察を進めている。「患者さんの反応を待って」というのも一つだが、やはりこちらから挨拶を伝えたい。ということで、なんとなく「出たとこ勝負」となっている。なので、こちらが「おはようございます」と伝えると同時に、入室してきた患者さんが「こんにちは」とおっしゃられたり、その逆パターンもあったりで、かみ合わないこともある。


まあ、挨拶は「相手とのコミュニケーション」の「第一歩」で、相手と「仲良くなりたい」というサインの一つなので、この場面で「こんばんは」とでも言わなければ、大丈夫だろう、と思ったりしている。


それはそれとして、来られた患者さんに、まずこちらから挨拶をする、ということは常に心掛けている。それだけでも印象は違うだろうと思っている。お互いに気持ちよく診察を行なうことができれば、患者さんも、私もハッピーである。


ちなみにではあるが、私は常に「私から挨拶をする」ということを心がけている。朝は7時前に職場に到着しているが、その時間帯は清掃業者のスタッフ以外は当直明けである。なので、業者さんには「おはようございます!」、スタッフには「おはようございます!お疲れさまでした!」とこちらから先に挨拶するよう心掛けている。


挨拶されて「嫌だ~」と思う人はほとんどいないだろう、と思って、以前から、そして今の職場に入職してからも続けていることである。

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