第129話 面倒だなぁ…。

年を取ってくると新しいことに興味が無くなってきたり、何かをするのがおっくうになってくるようだが、私も例に漏れず、最近いろいろなことが面倒になってきた。


昨日の夕刊、今日の朝刊に載っていたが、「マイナンバーカード」と「健康保険証」を一つにしてしまい、健康保険証そのものを廃止してしまう、とのこと。


あれぇ?マイナンバーは超重要な個人情報で、他人のマイナンバーを理由なく見るだけでも犯罪になるのではなかったか?マイナンバーカードも作るかどうかは個人の自由になっていたのではなかっただろうか?

もう、各人にナンバーを振り分けられているのだから、マイナンバーカードを作る意味って何だ?マイナンバーを提示するために「マイナンバー通知書」ではダメで「マイナンバーカード」が必要なのはなぜだ?


現時点では、マイナンバーカードと、健康保険証、運転免許証を一つにする計画だそうだ。ただし、そうすることの利点はあまり見えてこないのだが。


マイナンバーカードを作ると二万円相当のポイントを付けたり、それでも作らない人には健康保険証を人質としてマイナンバーカード作成を強制させている。


国はそこまでして、何をしたいのだろうか?役所のデジタル化そのものがあまり進展していないのに、なぜそこまでこだわるのか?


よくわからないが、その先には面倒な社会が待っているような気がしているのは私だけではあるまい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る