第二章 齊国の雄図

☼主な登場人物☼


鳳凱ほうがい……光武こうぶ将軍。りょう王と同じ婁匝ろうそうの出身。十二歳で初陣の後、傭兵として父鳳靖ほうせいとともに大陸(中原)全土を渡り歩く。十七歳で父を戦場に喪い、その後は傭兵稼業を休止して婁匝ろうそうへ戻るも、そこも戦場となったため、母翠鈺すいぎょくを連れ、国力の充実著しいせい国の都永安えいあんを目指す。のちに「せいの二天」と呼ばれる名将の一人。

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齊訡せいぎん……せい国の第二王子。幼い頃から武藝に秀で、長じたのちは、鳳凱ほうがいらを率いてせい国の大陸(中原)統一を主導する。当初は武力のみの将と思われていたが、各地で占領統治を経験し、文武両道の名将となる。

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翠鈺すいぎょく……鳳凱ほうがいの母。郷里の婁匝ろうそうで夫鳳靖ほうせいの遺骨を埋葬したのち、鳳凱ほうがいとともに永安えいあんへ旅立つ。

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黒蓉師こくようし……せい国の国師。えん国の下級官吏出身。諸国を流浪ののち、せい国の王太子齊苞せいほうに見出され、七代耀よう王との知己を得る。耀よう王によりその才を高く評価され、国師に抜擢されると、優れた政策を次々と打ち出し、せい国の国力拡充に大きく貢献する。

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齊苞せいほう……せい国の王太子。宮廷内では生来凡庸との評価が定着していたものの、黒蓉師こくようしに師事することで頭角を現し、師とともに内政面で父耀よう王の治世を支える。のちに、耀よう王の王位を継承し、八代ほう王となる。



耀よう王……せい国第七代国主。王位を継いだ当初より善政を行ない、民衆から慕われる聖君であったが、黒蓉師こくようしをはじめとする優れた臣下にも恵まれ、次第に国土を広げ、やがてりょう王に倣い大陸(中原)の統一を志すようになる。その志は、王太子齊苞せいほう、第二王子齊訡せいぎんにも受け継がれる。



孟雋もうしゅん……せい国禁軍大統領。鳳凱ほうがいせい国へ仕官する際、御前仕合で手合わせをする。身の丈七尺の巨漢で、すいの名手。常人離れした膂力を誇るも、鳳凱ほうがいの前に敗れる。

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